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ACCUAIR SUSPENSION EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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ACCUAIR  1955 BUICK



 Hさんの 1955 BUICK ROADMASTER


エンジンが掛からなくなったのと

ACCUAIRの修理などで預かりまして


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フロントのハイトセンサーの移設を終え

リアのセンサーに進みまして


リアは、車高の変化による上下だけでなく


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路面に合わせて、デフが傾くサイドトゥの

状態も考慮しないといけないので


様々な動きを再現しながら模索していき


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どこに組むのが良いのか決めたら


センサーを固定するブラケットは

ボディからフレームに変更して


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設計したブラケットを溶接していき

ロワーアームにもタブを溶接


センサーを移設した付近には


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ブレーキのホースも通る部分で


ブレーキホースは、ロワーアームの

下を取り回されており


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車高を上げても下げても、地面や何かに

当たったり擦れることはありませんが


移設したハイトセンサーも、ロワーアームの


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下に出る構造になるので、万が一

地面に出っ張りなどがあっても


センサーやブレーキホースを守れるよう


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ガードを製作して、アームに溶接しておき


溶接したブラケットに錆び止めを塗り

乾いたら、組み立てていきまして


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次はサイドトゥしたときにロワーアームと


車高を下げていくとデフと干渉する

マフラーの手直しを進めていきます


[ 2024/03/29 12:30 ] ACCUAIR SUSPENSION | トラックバック(-) | コメント(-)

ACCUAIR  1955 BUICK



 Hさんの 1955 BUICK ROADMASTER


エンジンが掛からなくなったのと

ACCUAIRの修理などで預かりまして


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走行中にハイトセンサーにエラーが出て、

一度キーをオフにすると、エラーが消え


しばらく乗っていると、またエラーが出るという


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症状を直すため、ハイトセンサーの

取り付け状況を確認しまして


車高の変動に合わせて、センサーが


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どう動くのかを確認するため、4輪を台に

載せてタイヤ設置の状態でも


人が下に入れるスペースを作ったら


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エアサスの配管を外して、エアバックが

電磁弁やバルブを介さずに


フリーで動く状態にしたら、クルマをリフトで


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上下させると、タイヤが地面についたまま

サスペンションが動く状況を


クルマの下からチェックしていきまして


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足回りの動きを実際に目視しながら、


現状のセンサー位置だとエラーが出る

可能性があるのか検証しまして


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4輪が同時に車高が上下するときだけでなく


片側だけが車高が上がる”サイドトゥ”の

状態も再現して確認を進めていき


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問題があるところがないかチェック


車高を下げていくと、車高が下がり切る

手前40ミリで、ホーシングが


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マフラーに当たり、車高を下げていくと

マフラーを押し上げているのと


マフラーの取付は吊りゴムではなく


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ゴムブッシュを介して、リジットマウントで

取り付けしてある構造なので


マフラーがホーシングで持ち上げられると


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マフラーやガスケット、ブラケットやボルトに

無理が掛かっていると思われ


サイドトゥの状態になると、マフラーと


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アームが干渉することが解ったので

マフラーの手直しも進めることに


ハイトセンサーをより良い位置への


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移設を検証していき、足回りの動きと


それをACCUAIRが推奨している

75ミリから100ミリの間という 


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センサーの可動域と合致させながら


サスペンションがフルストロークしても、

どこかに干渉したり、センサーや


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アームが引っ張られることがなく

設置できるスペースを探していき


アライメント調整をする基準点となる


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ロワーアームが平行のときが

ライドハイトになるので


ACCUAIRの設定も、その位置が


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タッチパッドの②を押した時に

調整される車高になるように


設置したハイトセンサーのストロークの


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ちょうど中間地点になるように設計


そうすることで、ACCUAIRのECUを

交換して初期設定するときや


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タッチパッドの②のボタンを誤って

長押ししてしまって


アライメント調整してある車高と


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違う車高を②と上書きしてしまうと


アライメント調整してある車高の

位置が解らなくなってしまいますが


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ロワーアームとハイトセンサーが

リンクするように設計しておけば


②の位置が解らなくなっても、


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ACCUAIRのECUの初期設定を行えば


自動でアライメント調整してある車高を

②の位置に再認識するようになります


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フロントのハイトセンサーは、これまで

アッパーアームと連動するよう接続して


検知していましたが、ロワーアームと


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接続するように変更し、検証して

導き出した位置に設置できるよう


ブラケットも新しく作って、フレームと


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ロワーアームに設置していきまして


仮組みしたのち、センサーとアームを

組んで作動が問題ないか確認したのち


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ブラケットを本溶接していき、溶接後に


錆び止めを塗って、フロントの

センサーブラケットの移設が完了


次はリアのセンサー移設に進みます


[ 2024/03/26 14:50 ] ACCUAIR SUSPENSION | トラックバック(-) | コメント(-)

ACCUAIR 1962 メルセデス



 1962 MERCEDES 220SEB カブリオ


先に着手している、白い1964年式の

オールドメルセデスに引き続き


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2台同時にエアサスのセットアップ中


黒いほうのメルセデスは、リアバンパーを

ぶつけてできた凹みが2箇所にあり


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その修理も進めていくので、まず最初に

リアバンパーを外して、メッキ屋さんへ


凹みを鈑金するには、メッキを剥がさないと


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加工が出来ないので、メッキ屋さんに持ち込み


リクロームする前に古いメッキを剥がす槽で

いまのメッキを剥がしてもらいます


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バンパーをメッキ屋さんで剥離してもらう間


エアサスの取り付けと、ACCUAIRの

セットアップ作業を進めていき


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事前に白いメルセデスの方で検証し

設計したエアバックブラケットは


同時に黒メルセデスの分も製作して


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ACCUAIRのハイトセンサーのブラケットも

予め、2台分製作してあるので


白メルセデスと同じようにセットアップしていき


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車高を下げると、リアサスペンションの

スプリングがトランクフロアに当たるのも


同じように、かさ上げ加工を施していき


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ACCAIRのE-LEVELユニットも、白メルセデスと

同じ仕様で、車内でコンプレッサーが回っても


静かになるように、2重の防振対策を施して


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設置が完了したら、エアサスの乗り心地が

固くならない様にするシステムも


同じように1/2ポートに加工して搭載


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コックやフィッテイング、配管類も、

全て1/2で取り回ししていき


エアサスのセットアップが完了したら


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クルマを OXBLOODや、1940 ZEPHYR

塗装をお願いした、オートコネクションさんに


塗装の補修とボディの磨きをお願いするため 


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届けに行きまして、右側の塗装の一部に

塗膜が浮いてしまっている所があるのと


左のクォーター部分には、リアバンパーを


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ぶつけた時にバンパーが押されて、


バンパーがボディに当たってできた

凹みがあるので修理してもらいます


[ 2023/11/19 13:04 ] ACCUAIR SUSPENSION | トラックバック(-) | コメント(-)

ACCUAIR  1964 メルセデス



 1964 MERCEDES W111 カブリオ


オールドメルセデスのカブリオレに

エアサスのセットアップを進めてまして


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先に入庫して着手した、1964年式の

白いメルセデスで検証と設計を行い


あとに入庫した、1962年式の黒も

シャシー、ボディ、サスペンションが


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同じ構造なので、使用する部材や

取り付け方も同じになるので


エアバックのブラケットや、ACCUAIRの

ハイトセンサーブラケットなど


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一度に2台分を製作して、設置していく 

同時進行で作業を進めており、


エアサスの乗り心地を良くするために

サブタンクを4個、設置しますが


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できるだけ乗り心地を良くするには


理論上、タンクの容量を可能な限り

大きくすると、空気量が増えて


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配管やフィッティングを太くすると


システム内を移動する空気量が増え

瞬発的な流れもスムーズになるので


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用意したサブタンクのポートは1/4なので


乗り心地をよくするために、出入り口を

1/2のポートに拡張することになりまして


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1/4のポートがあった部分の穴を広げたら


1/2サイズのポートを埋め込んで溶接し

2台分のサブタンク、計8個拡張しまして


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溶接部分にピンホールや不備があると

そこからエア漏れしてしまうので


念の為、溶接後に漏れテストを行い


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サブタンク上のコックやフィッティングも

1/2サイズのモノに変更して組み直し


コックや、フィッティング、トランク内に

設置したあとだと、下側や裏側になって 


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漏れのチェックで目視できなくなる

位置にあるメクラ蓋部分なども


設置する前に、事前に漏れテストした

のちにクルマに搭載していきまして


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今回は、使用エアバックもフィッティングを

取り付けするポート自体も1/2のものを使用し


フィッティングやホースも、全て1/2で接続し

乗り心地を向上させるシステムの接続も終え


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クルマを接地させて、ACCUAIRの設定と

作動チェック、漏れのテストと対策をして


エアサス、ACCUAIRのセットアップが完了です


[ 2023/11/17 13:00 ] ACCUAIR SUSPENSION | トラックバック(-) | コメント(-)

ACCUAIR 1964 メルセデス

 1964 MERCEDES W111 カブリオ


オールドメルセデスのカブリオレに

エアサスのセットアップを進めてまして


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フロントのエアバックの取り付けと

ハイトセンサーの設置が完了し


続いて、リアの作業に進みまして


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エアバックを取り付けるブラケットは


アッパーは購入してみた既製品を

形状はそのまま使用できましたが 


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エアホースを通す間口を開けて

フレームに固定できるように加工し


ロワーブラケットは、メルセデス純正の


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ロワーアームにコイルスプリングを

固定する土台を加工して


ロワーアームに固定できるよう加工


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エアバックのストロークに合わせて


車高を最大限落とせて、走れる

車高まで上げられるように製作したら


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次はACCUAIRのハイトセンサーの設定へ


リアのロワーアームにセンサーロッドを

接続する構造で設計していきますが


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ロッドを取り付けたい位置だと


センサー本体を取り付け出来る

ボディやフレームがないので


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取り付けしたい場所にセンサーを

固定するためのブラケットを製作


鉄板を切り出して、溶接ができる 


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近くのフレームから鉄板を渡しますが


長さがあるので、途中の裏側にも

フレームと渡して補強を入れていき


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センサーとアーム、ロッドを仮組みして

問題ない事を確認したら


分解して、錆び止めを塗っていき


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塗装が乾いたら、本組みをして完了


次は乗り心地を良くするユニットの

改良とセットアップに進みます


[ 2023/11/12 13:02 ] ACCUAIR SUSPENSION | トラックバック(-) | コメント(-)