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59 CHEVY IMPALA EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1959 CHEVY IMPALA



 A田さんの1959 インパラクーペ

車検と整備でお預かりしまして


問題がないか一通り点検して欲しいとの事で


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各部の点検作業を進めまして


オートマのリアシール、スピードメーターの

センサー部分からのATF漏れと


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エンジンのリアシールからのオイル滲み、


デフのアクスルシャフトのベアリングが

左はベアリング自体のシールから


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右がバックプレートの合わせ面から

デフオイルが漏れているのが発覚


エンジンオイルの滲みは微量なので


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今後悪化したら交換することとして


他は対処しておいてほしいとの事で

修理作業を進めていきまして


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ペラシャフトを抜いて、ヨークの摩耗を確認したら

摩耗や段付きは発生していないのと


ブッシュの摩耗でのガタはないのでヨシとし


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リアシールを新品に交換して、


スピードメーターのプラスチックのギアは

摩耗してやや段が付いていたのと


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スピードメーターも合っていないので

なるべく合う歯数に変更し、交換


ギアとハウジングが、リプロどうしだと


IMG_9610.jpg


相性が悪くて、はめ合いがきつかったり

緩かったりすることが多々あるので


TCI製の品物で統一して交換としまして


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ハウジングを固定するプレートのネジ穴が

傷んでいたので、リタップして修正しておき


デフオイルが漏れているアクスルベアリングは


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左側はベアリング本体のシール部分がダメで

オイルがドラムブレーキ内に漏れてくるので


ベアリングASSYの交換が必要だったので


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アクスルシャフトを抜いて、ベアリングと

リテーナーを打ち替えしたら、


バックプレートのリテーナーガスケットも交換


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右側のシャフトは、ドラム内に漏れはなく

バックプレートの裏側に漏れているので


アクスルシャフトを抜いて、ベアリングと


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ホーシングのはめ合い部分のシールと


バックプレートのリテーナーガスケットを

新品に交換して、組み直しとなりまして


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この辺のインパラは、ベアリングの外周の

細いOリングだけだと漏れることが多いので


ベアリングの外周に液体ガスケットも塗っておきます


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フロントのハブベアリングを点検したら


歪でたり、鉄粉だらけで焼けた跡も

あるので新品に交換となりまして


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前後のブレーキも分解して点検していき


フロントのキャリパーも分解して

よく掃除し、グリスアップしていき


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かなり汚れていたブレーキオイルは

新しいオイルに入れ替えまして


乗っていても、普通に乗れて異常を感じない 


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壊れるまで気付かない部分も多いので


車検という2年に1回のタイミングを利用し、

よく点検して、整備しておくのは良い機会ですね


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燃料を満タンにすると、ガソリンタンクから

ガソリンが漏れるので修理をとの事で


実際に満タンにして、どこから漏れるのか点検したら


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燃料計のセンサーのシール部分から漏れるので

燃料を抜いて、センサーを取り外してシール交換


センサーを外したついでに、フロートの腐食や


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センサーの抵抗値に異常がないかも

チェックして、組み戻しまして


割れていたウインカーのキャンセルカム機構の


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リペアキットも届いたので、組付けていき

ウインカー、ホーンの作動不良も修理完了


雨が降っているので、試運転は後日にして


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試運転しながらステアリングのセンターを

合わせたら、車検と点検、整備が完了です


FUNK STA 4 LIFE !!!!!!!



[ 2022/11/18 15:10 ] 59 CHEVY IMPALA | トラックバック(-) | コメント(-)

1959 CHEVY IMPALA



 A田さんの1959 インパラクーペ

車検と整備でお預かりしまして


修理と他の部分も点検して欲しいと言われてから


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先に予約やお待たせしている方がいて


結局1年近く、お待たせしてしまっての

預かりになり、申し訳ありませんなので


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その分、作業を全速前進で進めていきます


こちらの59インパラ、日本でフレームオフして

しっかりレストアされたクルマだそうで


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とても綺麗で、乗っていても調子いいそうでナニヨリ


修理は、右にウインカーが出なくなったのと

ホーンが勝手に鳴ってしまう時があるので、


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ホーンの配線を抜いて、鳴らないようにしてある


燃料を満タンにすると、燃料タンク辺りから

ガソリンが漏れてくるのを直してとの事で


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他にも一通り点検して、不具合がないか

チェックしてとの事でしたので


目が節穴の僕以外で進めてもらいます


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早くお返しできるように、預かる翌日に

車検場に持ち込む予約をいれてあるので


まずは車検を通るようにするところから着手し


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右にウインカーが出ない、勝手にホーンが鳴る

原因調査を進めていきましたら


古いクルマは、ウインカーを出して曲がった後に


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ウインカーを消す、キャンセルカム機構の

パーツが壊れていることが多く、


そうすると、ウインカーの作動不良になるので


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その辺りを疑って進めたら、部品の一部が割れてて

そこに取り付けるパーツが脱落してしまい


右にウインカーが出ないのと、脱落したパーツが


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コラム内でホーンの接点に接触してしまい

勝手にホーンが鳴ってしまうので


新品を注文して、届いたら交換としまして


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ヘッドライトがシールドビームなので、

光量不足で車検が通らないので


ハロゲンのライトに変更しますが


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ライトを固定するリングの取り付けタブが

壊れて、光軸調整が出来なくなっていたので


新しいリングに交換して、ライト交換し


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リングで固定したライトをごと、光軸を

調整するアジャスター部分も、


プラスチック部分が劣化なのか、割れてて


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光軸調整が出来なくなっていたので


ライトバケットごと取り外してリベットを壊し、

アジャスターも新しいものに交換


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車検場で排ガス検査をして、規定値内でないと

車検が通らず、帰らされるので


事前にテスターでチェックし、規定値外であれば


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エンジン調整して、対策しないといけませんが

排ガスは優秀で、そのままでいけそうで


検査に持ち込んだら、残りの作業を進めていきます



[ 2022/11/16 15:11 ] 59 CHEVY IMPALA | トラックバック(-) | コメント(-)