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1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE



 1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE


75年前のクルマですが、快適仕様へ

アップデートする作業を進めてまして


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フロントフェンダー、グリル周りの

組み立てを終えて、ドアに進みまして


以前、アメリカから輸入したときには


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気になった記憶がありませんが


建て付けがどうにも合わないので

原因の調査を進めましたら


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運転席側のアッパー側の

ドアヒンジに曲がりがあり


ドアに取り付ける部分がへの字に


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ドアを開けた時に開き過ぎてしまうのを

止めるストッパーも欠品していたので


開き過ぎてしまい、曲がったのか


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こんなブ厚い鉄板が、そんな程度で

曲がるとも思えないので


過去に事故などで曲がったのか


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理由は解りませんが、他のヒンジは

どれも曲がっておらず、真っ直ぐなので


他のヒンジと同じように真っ直ぐに修正


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ガスで炙って、温めて柔らかくしないと

曲がらない分厚い鉄板なので


よほどの事がないと曲がりませんね


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助手席側のアッパーのヒンジと同じ

真っ直ぐの状態に修正したら


直したヒンジでドアを組み直すと


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今度はドアの前側の上がドアポストに

近くなり過ぎるのと、ドアの下面と


後ろ側がボディとチリが合わなくなり


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まずはドアを後ろに下げる必要があり


後ろに下げる調整ができる機能が

このクルマにはないので


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どうすればいいか方法を考えて


ボディとドアヒンジの間にシムを

入れて、ドアを後ろにズラすとなり


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ヒンジの取り付け面のサイズに合わせて

ステンレスの板を切り出したら


ヒンジを付けたまま抜き差しできるよう


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ステンレスの板に切り欠きを入れて

ドアヒンジ用のシムを製作しまして


ドアの前側とボディが近かった


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上側のヒンジ部分に作ったシムを入れ

ドアとボディを離してあげると


ドアとAピラー部分の建て付けが合わず


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Aピラーの角度と、ドアの形状が

合わなくなるので、


もっとドアを持ち上げたいけど


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ドアの後ろ側は、ボディとの高さが

合っている状態なので


ドアをもっと持ち上げると、はみ出てしまい


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ドアの下面と、ボディの隙間も、


前が狭くて、後ろが広いので

ドアの後ろ側を下げたいという


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どこかを合わせると、どこかがより合わなく

なるという状態なので、


建て付け調整で解決する術がなく


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この事態の原因は何なのかを調査


ボディのAピラー下のポスト部分の

補強パネルの溶接が割れていたり


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剥がれて浮いている部分もあって


コンバーチブルのボディは弱いので

歪んでしまっているのと思われまして


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アメリカでレストアした時は、建付けを

合わせられるところまで合わせたら


あとはパテを盛って、整えてたようで


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今回、フィットでパテを剥がしてみたら、


鉄地の状態でこんなに合ってないと

発覚したので、またパテてんこ盛りの


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張りぼてボディにならないよう

この段階で修正していきます


検証したら、運転席側のドアポストが


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歪んでやや前傾している状態なので


後ろに戻していきますが、ポスト下の

補強部分が入ったままだと


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固くて矯正する際に踏ん張るので


強度を出している部分を切開して

強度を落としたのちに


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ドアポストと、Aピラーの角度を

矯正していきまして


矯正したあとは、ドアヒンジには


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シムを入れなくても、ドアとボディの

距離やプレスラインも合うようになり


ドアの下面と、ボディの通りも合いまして


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ボディの歪みを直したところで、


矯正するので、一度強度を落とすため

切開した部分を再生していき


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次は建て付けは合いましたが


今度はドアとボディの形が合わない

部分があるので、その修正に進みます


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[ 2024/03/14 16:52 ] 48 CHEVY FLEETMASTER CONV | トラックバック(-) | コメント(-)