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1940 MERCURY EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1940 MERCURY



 M本さんの 1940 MERCURY ”BREEZEE”


アメリカから輸入した車両の不具合部分の修正と

好みにリメイクプロジェクトを進めてまして


prd_ssh_41a65_7494 (s1) (2)


塗装を終えたトランクに、パテ染みや

ピンホールが出てしまっていたので、


塗装屋さんに相談したら、それらが出ないようにするには


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今の塗装、パテが悪さをしているので、

それらを剥いで、ベアメタルにして


下地からやり直さないといけないとの事なので 


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トランクを外して、塗装とパテを剥きまして


ベアメタルの状態にしたら、パテでチリを

合わせていた部分が変わってくるので


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ベアメタルの状態でボディに取り付けし

どこが合わなくなるかチェックしたら


作業スタンドに移して、修理に進みまして 


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トランクハンドルがあった部分は

アメリカでシェイブされていましたが


塗装とパテを剥いてみたら


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穴の埋め方が酷くて、それを綺麗に

直すのは現実的ではないので


周りにあった穴や凹みを綺麗に均したら 

周辺を切開して、悪い部分を摘出しまして


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トランクのスキンパネルの裏側には、


トランクハンドルと、ラッチ機構があって

荷重が掛かる部分なので、裏骨として 


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補強が入っており、スキンパネルに

スポット溶接されているので


裏側も切断して、補強ごと摘出しまして


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スキンパネルは摘出して穴が開いた部分を


新しい鉄板を切り出して、イングリッシュウィールで

形状を整えたら、穴のカタチとピタピタに擦り合わせて


prd_ssh_41a65_7494 (30)


溶接を進めながら、熱歪みを直していき


溶接跡を仕上げたら、歪みはサフェーサーで

整うレベルまで板金で均して、修復完了


VIVA! M本さん & VIVA! Mりさん!!!!!!!!!!


[ 2022/07/27 13:07 ] 40 MERCURY *BREEZEE | トラックバック(-) | コメント(-)