Ｍ本さんの １９４０ ＭＥＲＣＵＲＹ ” ＢＲＥＥＺＥＥ ”
アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と
好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして
フロントシートの座面をスプリング１ピッチ分の
幅４０ｍｍを計２箇所、全部で８０ｍｍ
ナロードするため、高さや角度がずれないよう、
定番に記録し、治具を組んだらケガキ入れて、
途中で中抜きするように切断したら
幅を詰めて、溶接して接合していきまして
シートフレームは、弓なりになっているので
ただ切って、間を詰めてつなぐと
高さやアールが合わなくなりますし
スプリングのピッチも均等にしておかないと
座ったときの硬さや、沈み込みが変わってしまうので
どこで切ってあげればいいのか見極めがキモでして
チョップトップして、ルーフが低くなっているので
出来るだけ座面の高さを下げないと
頭がルーフに当たってしまうので
シートレールとシートフレームを加工して
座面が低い位置に落とし込むと、今度は
センタートンネルにシートフレーム裏が当たるので
シート位置を下げても、センタートンネルをかわすよう
シートフレームに当たる部分をノッチ加工。
シートフレームの骨を逃がすように切り欠いて
ノッチしても強度が落ちないように、切った部分は
鉄板を切り出して、アールを描くよう曲げていき
蓋をするようにはめ込んで溶接しまして
後ろ側は前ほどセンタートンネルとの
干渉が大きくないので
小さめですが、当たる部分をノッチ加工
後ろ側は箱状の骨ではなく、Ｌ曲げの板を
複合して強度を出している部分を
センタートンネルに干渉しないよう、逃がしましたら
座面の幅をナロードして、狭くなったので
シートを前後にスライドする際に、シートレールの
ロックを解除するリリース機構もナロードが必要で
シートの幅に合わせて、シートレールのロック機構も
ナロード加工して、きちんと作動するようにしまして
次はフレームの形状の変更に進みます
ＶＩＶＡ！ Ｍ本さん ＆ Ｓ庭道場！！！！！！！！！！
