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人生 底突き EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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人生 底突き


 ナニか 楽しいコト ありませんか?

家出中の Hな 女の子、 いませんか?


最近、 57 NOMADの 足付け作業 ばかりで  冴えない TSU-君。

承知の通り、 人生 底突き しております。



身近な 教訓を 生かし、  自分は そうは ならないように

しっかり バンプストップ、  付けておこうと 思います。


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秘密裏プロジェクトカー


前脚に ショックウェーブを  インストールしましたが、

コイルポケット周辺の フレームが ぶった切られており

バンプストップが 機能していません。



車高を 下げる為、 ロワーアームが 上がるってくると

アームと フレームが 干渉するので、 逃がすように 切断したようです。


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ロワーアーム位置が あがると、 当然 ステアリングの ロット類も 上がって来ます。 

そのままだと フレームに 干渉するので、 フレームを 交わすように 

Cノッチ加工 してあります。


Xフレームで、 フロントを ココまで 下がるように

加工している クルマは  始めて 見ました。

しかも、 きちんと ストロークしていて  乗り心地も そこそこ良かったので ビックリ、、、

ただ、 ライドハイトが  2インチしかなく  車高調が 必要と 感じ

ショックウェーブを  組んだ訳ですが、、、、


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フレーム側の バンプストップ用の ブラケットは、  切られて 短い状態、、、


ロワーアームに付ける、 バンプストップが 届く前に

ショックウェーブが 底突き します。 


このままだと、 速攻で  ショックウェーブが 壊れるので

今回、 新しく バンプストップ用の ブラケットを  フレームに 付け直します。


まずは、 カットされた オリジナルの ブラケットを 取り除き、、、、


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新しく ブラケットを 製作。

3,5mm厚の 鉄板を 3面 コの字曲げ、  一部 溶接。


これを ショックウェーブが 底突きする

1nch 手前で フレームに 位置出しして、  溶接。



ざっと PAINTして、 脚回り 組み戻し。


きちんと 位置が あってるか、 念の為 確認。


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せっかく、 各部 バラすんだから  キレイに したくなるのは 山々ですが

キレイに し過ぎないのが、 このクルマの 重要な ポイント。



このクルマ、 アメリカで カスタムされた クルマ。


乗りながら 造ってた感 タップリ、   カッコイイ。

アフターマーケット部品を 組み込むのでは無く、 

どれも 自分で 造ったり、 加工してあります。


自動車工学 理解してるヒトが 造ってる感 タップリ


そんな 積み重ねの 結果で、 出てる オーラが お気に入り。
 

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お金 掛けて、 いい部品 組んだり  キレイに するのは 簡単ですが

そんなコト しなくても、 カッコよく 出来るんだよと  最近 教わりました。


道を 外れる前に 気付かせて くれたのは、 

その人の 優しさと  本当に クルマが 好きな ヒトだからでしょう。



難しい 教訓です。 

誰でも カッコよく したくて カスタム するはず。

あとは 皆様、 御自身なりに  受け止めて みてください。


下手な 手の入れ方を すると、 日本で 作った感が 出てしまうので

よく 考えて、 進めます。



ちなみに このクルマは、 加工してある所の  溶接跡を 見ると

TIGや 半自動ではなく、  どこも アーク溶接。


そのスタイルを 重視し、 俺も このクルマは アーク溶接。



正直 ショックウェーブも 組まなきゃ 良かったかと 思う 今日この頃、、、、



しかし クルマとの 接し方が、  益々 楽しくなったのも  確かです。





[ 2010/03/16 02:11 ] 59 CHEVY PARKWOOD*PATLASH | トラックバック(-) | コメント(-)