M本さん の ” 1940 CHOPPED MERCURY ”
先日 来店 頂き、 プランニングの 相談を してた際
ダッシュや 内装の リメイクを したいとのことで 相談しまして

アメリカで オールペンしてから まだ 2年なのと、
そのままでも じゅうぶん カッコいいので
外観は そのままに、 内装だけ 手を入れたいとの事で

現状の 外観を 崩さずに、 どう 内装を 合うように
カスタム するか という話に なると
使う 生地の色や シートの パターンなど

M本さんの 好きな スタイルを 殺して、 外観に
合うように 寄せていく 考え方に なっていたので
それなら いっそ、 オールペン しちゃいましょうか と 提案

「 いいの、 崩して!? それだと 外観に合うようにという
縛りも なくなるから、 内装も 理想の スタイルに 出来るわー 」
と、 オールペンも 視野に入れて、 リメイクの
プランニングを 練り直すことと なりまして

しかし、 急転直下で オールペンの話が 沸いて出たものの
M本さんは どんな 色に 塗りたいか なんて これまで
考えても いなかったそうで 「 完全に ノープラン。。。 」

とのことなので、 M本らしい クルマに なるように
色選びの お手伝いを していきたいと 思います
M本さんから、 オールペンもして カスタム していくなら

” 南国の 風 ” という コンセプトでとの テーマを 与えられ
M本さんは どんな色系統が 好きなのか 考えていたら、
会うとき ブルーの 服を 来ていることが 多いので

青系 好きですか!? 「 そうね 」 と いうことなので、
ブルー系統から イメージを 広げていくことに しまして
1940年 当時は、 MERCURYの 純正色では

どんな 青系が ラインナップで あったのか 調べて 参考に しつつ
当時は メタリック や パールは 無かったので
ソリッドカラー なのですが、 それは それで カッコ良し。

ブルー系統と 言っても 青寄りや 緑寄り 様々で
どんな 色が M本さんの 好みで、 クルマに 合うのか
塗料 メーカーの 色帳を 見ながら 考えてみたけど

現行車の 色の サンプル見ても しっくり 来ないので
塗装の色見本 ではなく、 色選びの 根本から 勉強しようと
都心の 大きな 本屋さんに 専門書を 探しに 行きましたら

うーん、、、、、 それっぽい本、 色々 あるんですね
僕は 文字を 読んでると すぐ 眠くなるので、、、、、
出来るだけ 文字が 少なくて、 写真や イラストが 多い

本を 選んで 見ていたら、 青系統だけでも 色々 あって
シーンに 合わせた 色の 選び方だとか、 この色は
何を 連想させるか なども 載ってて 勉強に なりました


もし オールペン するなら、 塗ってもらう ペインターさんに
作業を 依頼できる時の 予約を しないと いけないので
今回も KS BODY WORKSの 宇田さんに 打診 したら


だいぶ 忙しいみたいで、 「 殺す気か!? 」 と
なんか 怒ってた 気もしますが、 快諾と 解釈して おきまして、、、、
宇田さんに 引き受けて もらったので、 全速 前進!

本屋さんには 本以外にも 文具や 雑貨も 売っていまして
ペンや ファイルの カラーバリエーションも 豊富なので
紙面の色を 見るだけでなく、 このペンの色、 いいな とか

この ペンケースの ブルーも いいぞ とか やってましたら
抜群に いい色の ボディタオルを 見つけたので 喜んでましたが
宇田さんに 「 この色で お願いします! 」 と

ボディ タオルを 渡したら、、、、 「 お前、 ふざけんなよ。。。。 」
と 怒ってる 顔が 想像できるので、、、、
今回は 嗜好の 合いそうな 色が 多く載っていた 専門書 と

気になった ブルー系統 数色の ペンを 購入。
買ったペンを 宇田さんに 渡して、 「 これで! 」
と 言う 自信も 勇気も ありませんが

「 オーナーの 意向なので。。。。。 」 と言えば
渋々 受け入れてくれる 可能性も あるので
M本さん と 僕と 宇田さんの分として、 3本づつ 購入。。。。。
専門書に 載っていた 青系統の ページの 写真を 撮って
M本さんに 送って 見てもらい、
好きな色や 気になる色を 何色か 教えて もらったら

その色に 似た クルマの 写真を 集めまして
それらの 写真を M本さんに 送って 見てもらい
「 コレ いいね! 」 という クルマに 絞っていくと

薄い ブルーや、 薄い グリーンの
メタリック系の クルマが 残ったので
だんだん、 M本さんの 嗜好が みえてきまして

しかし、 そんな色で 塗っている、 1930~40年代の
丸々とした ファットエンダーボディの クルマの 画像は
色々 探しても 見つからなかったので

全然違う クルマの 写真を見て 良いと 思っても
1940 MERCUY に 塗った時に マッチするのか、
狙った 雰囲気に なるのか、 どうも ピンと 来ないので

以前、 K子くんの
1950 CHEVY STYLE LINE バブルスを
HRCSに 出展する時、 ショーボード製作を 担当した
S美ちゃんが、 どんな ディスプレーに しようかと

K子くんが 完成 イメージを しやすいようにと
クルマは オールペンする 前でしたが、 画像を 加工し
塗装後の 色に変えて 打合せ してたので

今回も S美ちゃんに お願いして、 M本さんの 1940 MERCRY も、
ペイント後を イメージ しやすいように、 3方向からの 写真を
候補に 上がっている色で より リアルに 加工してもらいまして





こうして 実際の車に 色を のせて 見てみると、
まさに 塗装した後の 写真 そのものなので
とても 完成形を イメージ しやすいですね





画像を 加工してもらうまでは 良いと 思っていた色も、
実際は 1940 MERCURY の ボディ形状には
うまく マッチしなかったり、 イメージと 違ったと やってたら





加工してもらって チェックした色は、 実に 15色に およびまして
S美ちゃんの お陰で とても イメージ しやすくなり
この3色の どれか という ところまで 絞られたので

あとは 宇田さんに 頼んで、 最終候補に 残った3色を
クルマの 形をした テストピースに 塗ってもらい
M本さん宅に 送って もらいまして


テストピースは ボディラインが 再現してあるので
様々な 角度から 見ながら 確認できたり
蛍光灯や 照明の 灯りではなく、 屋外で 実際に
紫外線の 下で見ると どんな色に 見えるか



夜に 外で見ると、 暗いところでの 雰囲気も 解るので
M本さんの 最終選考では 活躍してくれることと 思います
最終選考に 残ったのが、 ソリッドカラーの ” ダスティー ターコイズ ”

ソリッドカラーの ” ダスティー ティール”、
メタリック カラーの ” エメラルド クリスタル” の 3色。
さて、 どれに 決まるのか 楽しみです

しかし 皆さん、 オールペン するときって
どうやって 色 決めてるんでしょうか!?
すごく 気になるけど、 このやり方も 楽しいから いっか
VIVA ! M本 さん & S庭 道場 !!!!!!!!!!