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CUSTOM ORDER STEERING WHEEL EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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CUSTOM STEERING WHEEL "1972 WINNEBAGO"



 1972 WINNEBAGO BRAVE、B18

アメリカから到着し、整備を進めてまして


シートに張り替えと、ライトスイッチの固定を終え


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ステアリングの交換に進みまして


このウィニーは、2010年のシボレーの

シャシー、サスペンション、デフ、


エンジン、オートマなど、機関系をスワップしてあり


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ステアリングギアボックスやコラム、

ステアリングホイールまで


全て現行品がスワップしてあり


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見た目は50年前のクルマですが

乗り心地も、まさに現行車


パワステ、パワーブレーキも付いてますし


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エアバックも装着されていますが


ステアリングが現行車のものだと

クラシックカーの雰囲気が崩れるので


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四角い車体の形状と、内装のグリーンに合わせ

KLISにオーダーして作ってもらった


クリスタルスクエアステアリングに変更へ


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現代には絶対に存在しない、四角いデザインの

ステアリングはウィニーにはうってつけで


内装色に合わせ、色はモスグリーンと指定し


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日中に運転しているとき、陽の光があたると

透けて見える、スケルトン構造で特注し


ボス部分も、使用するコラムの車両データと


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写真を送って、それに合うボスとオフセットで

作ってもらったカスタムステアリングが到着し


現行ステアリングと交換作業を進めまして


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現行ステアリングはSRSエアバックも

装着されているので、エアバックを外して


現行ステアリングを外し、エアバックや


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クルーズコントロールのスイッチなどの配線を処理し、


いざカスタムステアリングを付けようとしたら

うーん、、、、 ボスのスプライン部分のオフセットが合わず


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長すぎてコラム側のスプラインに届かないので


合わせたい長さになって、それ以上削って

しまわないよう、治具を作って削っていきまして


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計測した結果、余計な長さの部分を削っていき、

ようやくスプラインが届くようになったら、


およよ、、、、!? スプラインが合いませんで、、、、


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KLISには、2010年のシボレーと伝えてありましたが


もっと前の太いタイプのスプラインで作られており

ステアリングとコラムの溝が合わず、空回りの刑、、、、、


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付きませんでしたで終われないので、、、、、


外した純正のステアリングのスプラインを摘出し

カスタムステアリングに移植して合わせることに


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現行車のステアリングは、スプライン部分は

鉄ですが、周囲はマグネシウムでして、


鉄の周りにマグネシウムを溶かして流し込んで


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一体化する鋳込みという製法で作られてまして


マグネシウムはサンダーで切ると発火するので

まずは大きなカッターでざっくり切って摘出し


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その後、旋盤で削ってマグネシウム部分を

削り落としていき、移植する部分を摘出


スラスト方向の抜け防止の溝部分に


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マグネシウムが残っていると、新しいステラリングに

移植して、溶接する際にスプラインの鉄より


マグネシウムは融点が低いので悪さをする恐れがあり


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摘出したスプラインをガスで炙って温めて

鉄より早くマグネシウムが解け始めるので


エアーを吹き付けて飛ばしてマグネシウムだけ除去し

完全に鉄製のスプライン部分だけを取り出したら


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まずは新しいステアリングの底面を旋盤で

削って正確な平面にしていき


摘出したスプラインをピッタリと差し込める穴を開け

オフセット位置を合わせて、ボス部分に溶接


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溶接の熱でステアリングが痛まないように

しっかり溶接していき、ボスの変換加工が完了


ウィニーのコラム、オフセットにピタリと合わせて

取り付けされ、ウインカーをだした後に


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自動でキャンセルされる機能も、きちんと作動するよう

作って、無事に取り付けされました


FUNK STA 4 LIFE !!!!!!!




[ 2022/04/07 10:16 ] CUSTOM ORDER STEERING WHEEL | トラックバック(-) | コメント(-)

CUSTOM STEERING 1966 LINCOLN



 Y澤さんの 1966 LINCOLN CONTINENTAL

インテリア、ダッシュのリメイクとなり


VISION CORPさんでの内装作業が完了し


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KS BODYWORKSさんへ輸送し、残り作業へ


以前、フィットで整備中に運転席の

パワーウインドゥが動かなくなり、


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調べたらスイッチの不良だったので、念のため


アメリカのリンカーンSHOPから、全部のスイッチを

取り寄せし交換してありましたが


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1966リンカーンの専用のスイッチだったので、

1台分新品が見つからず、リビルト品を購入


リビルト品が壊れたので、今度は新品を

取り寄せて交換してもらい、復旧しまして


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センターコンソールにIPADを埋め込んだので


これからはACCUAIRの操作をIPADでできるように

WIFIレシーバーを取り付けしましたが


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新品のWIFIレシーバーでしたが正しく作動しないので


新たに2機の新品レシーバーを送って、組み換えたら

動くようになったそうで、ACCUAIRのWIFIモジュールは


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新品なのに動かない不良品の遭遇率たかい気が、、、、


コロラドカスタムに特注で作ってもらった、ブラックレザーと

ビレットのステアリングホイールは


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1966 LINCOLNで使用すると伝えて、取り付け用の

ボスKITも一緒にコロラドカスタムから買いましたが


取り付けようとしたら、コラムにボスが合わず


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コロラドカスタムに確認したら、そのボスが

合わないのなら、これかな!?というので


それをアメリカから取り寄せてみたら


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それも合いませんで、ボスを作っているレカラや

色々な社外ステアリングメーカーに聞いてみると


合うはずと言われて取り寄せたボスがことごとく合わず


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1966 リンカーンには、ビレットステアリングを取り付け

出来るボスは存在しないんじゃないかと思い始め


ボスメーカーからは、コラムが1966リンカーンの物では


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ないんじゃないのかと、取り合ってもらえなくなる始末、、、、


確実に純正コラムですが、リンカーンやFORD用のボスは

ステアリングシャフトのスプライン数が合わず


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試しにGM用のボスを試してみたら、スプラインが一致。。。。


でも、スプラインだけあっても、コラム部分の構造が違うので 

ウインカーを出して曲がった後に、自動でウインカーを


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キャンセルする機構や、ホーンの接点部分は全然合わないので


GM用のスプラインのボスと、コラムの外径にあう

ビレットボス、オリジナルのステアリングホイールから


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センターのシャフト部分を摘出して、それらを合体させ

ビレットステアリングが取り付け出来るボスを製作。


ステアリングの装着に尋常じゃない時間がかかりましたが


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無事に装着できてナニヨリ。ボディにあった細かい

小傷もリペアしてもらい、これで全ての作業が完了


来週、Y澤さんのもとへお届けの手配となりました


VIVA! KS BODYWORKS! 

   VIVA! Y澤さん!!!!!!!!



[ 2022/03/01 10:21 ] CUSTOM ORDER STEERING WHEEL | トラックバック(-) | コメント(-)

CUSTOM STEERING WHEEL "1970 WINNEBAGO"



 WINNEBAGO F17、先日日本に到着しまして、

通関手続きも終わったので、港に引き上げへ


全高が2,8mあるクルマなので


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積載車に載せると、高さが出過ぎて


日本の道路交通法の、全高3,7m以下

という決まりを超えてしまい、


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道路の上に掛かっている信号機や標識に

当たってしまう可能性があるので


港からフィットまで自走で輸送することに


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通関手続きが終わったとの連絡を受け

港に引き上げに行きまして


船会社のヤード内で動かしたらエンジンも調子よく


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これなら問題なく帰れそうだなと、まずは

近くのガソリンスタンドで給油したら


うーん、、、、、燃料タンクからガソリンが漏れてまして、、、、


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ガソリンスタンド内で気付いたので、


スペースを借りて、どこから漏れるのか

確認したら、燃料タンクの側面にクラックが、、、、


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手持ちの道具では、この場で治しようがないので


仕方ないので、漏れない水位まで燃料を抜き

クラックからの漏れが止まったら、記憶から消去。。。。


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何もなかった、、、、、何も見なかった、、、、、

ということにして、帰路につきまして


天気も調子もよく、楽しく高速クルーズし


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フィットに着いた後に、S庭師範に「漏らしたんだって?」

と、笑われたところで、記憶が戻りまして。。。。


知らない、気付かない方がいいことって、ありますね、、、、


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ウィニーはボディが四角くて、食パンみたいな形が

特徴のとても可愛らしいクルマなので


今は白い純正ステアリングが付いていますが


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ボディの形に合わせて、ステアリングを

四角いデザインのものに変更し


なおかつ、日が当たると透けてみえる 


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スケルトンのカスタムステアリングで

コーディネートすることになりまして


アメリカのカスタムステアリング屋、KLISに連絡


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KLISが以前に作った、ゴールドのスクエアステアリングを


今回はウィニーの内装色に合わせて

モスグリーンで作ってもらうことにして


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作って欲しい色は、KLISが過去に作った


LINCOLNのステアリングの色が近いので

その色に合わせて依頼しまして


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ステアリングが出来たよと写真が届きまして


ホーンボタンにWINNEBAGOのWを入れて

もらうように頼みまして、楽しみです!


FUNK STA  4 LIFE !!!!!


[ 2021/12/13 05:01 ] CUSTOM ORDER STEERING WHEEL | トラックバック(-) | コメント(-)

CUSTOM STEERING WHEEL "1964 IMPALA"



 M本さんの 1940 MERCURY ” BREEZEE ” や


通勤快速 ZEPHYR、Mりさんの観音ZEPHYRなどの

STEERING WHEELを 作ってもらった


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KLISに STEERING WHEELを

オーダーしてあった物が完成しまして


MOJO CUSTOMさんからの依頼で、


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製作中の1964 IMPALA用に、ボデイカラーに

合わせたコーディネートした


ステアリングとコラムのノブ類をオーダーしまして


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ボディがキャンディーブルー、ルーフが

シルバーフレークのペイントなので


ステアリングも、ボディーカラーのキャンディー


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オリエンタルブルーに合わせて、スケルトンの

オリエンタルブルーと、クリアの2トーンで


クリアー部分には、ルーフと同じシルバーの


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フレークを入れてコーディネートしまして


スケルトンのステアリングだと、晴れた日に

運転するのがさぞ、気持ちいいことと思います


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ステアリングは今週末の山梨のカーショーで

展示するのに間に合わせたいとの事で


できるだけ早い輸送方法で輸入しまして


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ステアリングより先に、ボディカラーに合わせて


オーダーを頂いた、ZENITH STYLEの

ホイールと、ノックオフも到着しており


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好みの彫り方でオーダーして、エングレービングを

入れたノックオフには、同じくカラーコーディネートした


キャンディーブルーのチップと、リングもオーダー。


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ロッキングタイプのノックオフなので


キャンディーブルーのトッププレート用の

リングも取り寄せてありまして


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全て装着された姿が見れる、今週末のショーが楽しみです


KLISのステアリングは、アメリカで大人気で、沢山の人が

注文しているのでオーダーしてから時間が掛かりますし


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1点モノのオートクチュール品なので 値段は高いですが


誰も持っていない、見たことないカスタムステアリングを

作りたい! という方は、お気軽にご相談くださいませ



[ 2021/11/18 05:43 ] CUSTOM ORDER STEERING WHEEL | トラックバック(-) | コメント(-)

KUSTOM STEERING 1940 MERCURY



 M本さんの 1940 MERCURY ” BREEZEE ”


アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と

好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして 


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古いステアリングホイールをレストアしたり

カラーオーダー、小径化などを行う


STEERING KLISに依頼して製作した


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BREEZEE用のターコイズのカスタムステアリング


使用するIDIDITのステアリングコラムに装着できるよう

ボスも加工してもらってありますが


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ウインカーを出して曲がったあとに、ステアリングを

戻すとウインカーを自動で消してくれる


”キャンセリング機能”は作られてなかったので


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S庭道場で加工していくことにしまして


クラシックカーは、ウインカーを出しても自動で

戻らずに、自分で消すクルマも多いのですが


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せっかくカッコよく仕上げてあるクルマなのに


ウインカーを消し忘れて、出しっ放しで走ってる

クルマを見ると、ちょっと残念です。。。。


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BREEZEEでは、そのような事にならないように

キャンセリング機能を追加することにしまして


ステアリング側のボスの構造にもよりますが


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ステアリングコラムの構造と、キャンセリング機能の

仕組みを解っていれば、付属していなくても


追加したり、機能させられる場合も多いので、


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機能していない方は、是非挑戦してみてください


ステアリングコラム側の仕組みに合わせて

ステアリングホイール側を加工するので


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今回はコラム側の位置や配置に合わせて

型紙をとって、テンプレートを製作


それを使い、ステアリング側にケガキを入れて


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ステアリングホイールのボス部分に


キャンセルカムを動かすための

シャフトを通す穴を開けまして


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時計でいうところの、20分、40分の位置まで

ステアリングを切れば、自動で戻るように加工が完了


次はフロントシートの加工に進みます


VIVA! M本さん & S庭道場!!!!!!!!!!



[ 2021/01/17 02:50 ] CUSTOM ORDER STEERING WHEEL | トラックバック(-) | コメント(-)