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JESUS EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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JESUS

 

 あひるマスタング、 本日 本吹き!!

夕方に DAICHI が 吹きました。


色は MEDIUM TEAL。 メタリックか、パールか 悩みましたが、BODYラインの
エッジを 強調したかったので、 光が当たったトコだけ 反応する、パールを 選択。

マイカの量も かなり増やし、通常の MEDIUM TEAL よりも
白ッちゃけた感じになるよう 調合。

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 ガレージ内が 暗いので、ダークブルーのように 写ってますが
実際は、かなり グリーンも 入ってて エメラルドグリーン の ような 感じ。

太陽の下だと、オトナな派手色、 夜は シックに ダークな イメージを 目指しました。

 室内ですが、光を あてると こんな感じ、 ケッコー 派手!? イヤイヤ カッチョイー。

DSC06107.jpg

 なんて エラそーなコト 言ってますが、実は 今日のPAINT、 失敗!

本吹きは 調子よく進み、3コート目。 順調に 塗り終わって さてクリアーへという
クルマから 離れるところで、ガンから 水滴がポタリ・・・・・

  JESUS!?!? セパレーターも つけてるのに・・・。 神様は 実に お厳しい。

右フェンダーと、ドア、ワイパーカウルに 計3滴 イタダキマシタ・・・・・。

チョー 順調だったばっかりに、ガッカリ。

DSC06093.jpg

DSC06098.jpg

 ヒーターあてれば 30分位で 乾くから 研いで また上から 塗ってイケルと 
指南役に言われ ヒーターあてて 乾かすも、乾くの 遅い。

 乾く前に、耐水ペーパーで研ぐと、研ぎ傷が入り、色塗ろうが、クリアー塗ろうが 消えずに残る。

完全に乾けば、研いで キレイに垂れた後を 消せるけど、その間に キレイに 塗ったトコも 乾く。
乾いた 本吹きの 塗膜の上に、 クリアーを吹いても 密着性が悪く、 駄目らしい。

 なので 乾いてしまった場合は、 またクルマ全部 1500番のペーパーで研いでから クリアー。

ということは、最低でも 10時間の 研ぎ作業が 発生。 厳し過ぎる・・・・。

結局、周りの 塗膜が 乾く前に、垂れた部分だけ 乾かして研ぎ、再び そこに色入れて、
クルマ丸ごと 乾く前に クリアー。  コレやるしか ない。 

DSC06091.jpg

 ヒーター&スポットヒーター 使っても なかなか乾かず、ビミョーな 乾き具合のまま 研ぐコトに。

まだ、塗膜も柔らかく、研ぎ傷も スグ入る。 何とか垂れ後も、研ぎ傷も 残らないよう処理するも
少し 黒ずんでしまいました。 追って 研いでも 悪化するばかり。

 色乗せたら、良くなるかと思い 塗ってみると、本吹きの色より 
黒ずみの方が ビミョーに濃いので 完全には 黒ずみは消えなそう・・・・。
 
もっと色乗せれば、言わないと 解らない程度まで イケそうですが、これ以上の補修は 諦めました。

 DSC06090.jpg

 SPOTで 撮ってる写真は、神様の 涙が 垂れた 3箇所。  補修途中の SHOT。


 他の 部分の乾燥も 進んできているので、判断を 迫られます。  DAICHIと よく相談。


結果、 他の キレイに塗れたトコは、今日 このままクリアーを 乗せるコトに。

右フェンダー、右ドア、ワイパーカウルは 本日補修し、そのままPAINTするのは 断念。
後日、完全硬化させた後 研ぎ直して、下吹きから やり直します。

全部が クリアー打ち終わったら、ポリッシュ作業に 移る 予定です。

DSC06092.jpg

 チョー面倒だけど、潔く諦めて、やり直すほうが 絶対キモチイイ・・・・・。 自分達のミスですから。
レベル低いけど、俺達なりの PRIDEと、 ココで 妥協して シラケると、 この先 取り返しのつかない
後悔との 葛藤が 待ってます。

 今までも、これからも 大変な作業や、キビシイ事の 連続。
高いココロザシと、モチベーションを 維持してないと ナットクの FINISH は アリエマセン。

1箇所でも 妥協して 手を抜くと ココロの奥底で シラケテしまい、 その後も キツイ作業に
遭遇するたび アソコ手抜いたしなと 甘えが生まれ 最後まで 引きずります。

 楽しいモーソー、みんなで 考え出したプランも 台無し、 楽しいはずのクルマ作りに、
苦痛を感じ ヤッツケになるのは 自分の弱さが 原因でしょう。

 テキトーに作ったクルマからは 伝わるモノは 無いだろうし、
FIT-KUSTOMSで みんなで楽しみ、苦労して 作るからには 
あひるさんも、俺らも、 ミンナ シビレる  サイコーな FINISHを 目指します。



 イクゼ BIG BANG!



[ 2009/03/27 06:03 ] 65 FORD MUSTANG | トラックバック(-) | コメント(-)