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1964 メルセデス カブリオレ 220SEB



 1964 MERCEDES W111 カブリオ


オールドメルセデスのカブリオレに

エアサスのセットアップを進めてまして


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フロントのエアバックが車高を下げると

エアバックがロワーアームに当たるので


エアバックが潰れて広がったときに 


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ロワーアームに当たる部分を切開し


切りっ放しにするとアームの強度が

落ちて弱くなってしまうので


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耳部分を下にずらして、Z-ING加工を施し

エアバックがバーストしないように対策


エアバックが正しくストロークできる


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スペースを作ったら、ドイツから取り寄せた

エアバックブラケットを組み込んで


サスペンションを動かして確認すると


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アームの可動域のストロークと

エアバックのストロークが合わず


ブラケットの高さが低いので 


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車高こそ下がるけど、車高を上げたい時に

エアバックは伸び切っているけど


車高が上がらなくなってしまうので


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バックブラケットの高さを変更する必要が。


そういえば、先日近い年式のメルセデスに

エアサスを組んだN島さんは


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走るとき、全開に車高を上げても

下まわりを擦ると言ってたので


ライドハイトとエアバック、ブラケットの


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設計が合っていないと思われるので


ドイツから取り寄せたバックブラケットを

ベースに使いながら、加工していきまして


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バックブラケットは、ただの筒なので


高さを変更するのと、エアバックが綺麗に

ストロークするように傾きの修正


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サスペンションのコイルが収まっていたところに

綺麗に収まるようにベース部分を加工し


エアホースを通したり、フィッティングを触るための


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開口もないので、適切な場所に開口を開け


このメルセデスはモノコックボディですが

バックブラケットはアームやボディに


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固定が一切できない構造だったので


クルマをジャッキやリフトで持ち上げると

エアバックとブラケットが脱落するので


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タイヤがパンクしてしまい、路上でスペアに

交換しようとジャッキアップしたら、


足回りが下に垂れ下がると、エアバックが


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所定の位置からズレてしまい、クルマを降ろして

クルマと地面の間に潜り込んで


正しい位置にセットし直すなんて構造だと、


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毎回そんな作業はとても危険だし、服や手は汚れて

メンテナンス性が悪すぎて現実的でないので


上下のバックブラケットをしっかり固定できるよう


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クルマに合わせて加工していきまして


結局、正しい機能、構造にするには

今回も既製品は使い物にならず


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”付くように付ける” ではなく 


フル加工で、”付けるべきように付ける”

で、エアバックの取り付けを進めていき


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エアバックブラケットのセットアップが完了


次はACCUAIRのハイトセンサーの

設計作業に進みます


[ 2023/11/06 08:20 ] 64 MERCEDES CABRIOLET | トラックバック(-) | コメント(-)