1948　FLEET MASTER　CONVERTIBLE　FIT-KUSTOMS JAPAN

　1948　FLEET MASTER　CONVERTIBLE


７５年前のクルマですが、快適仕様へ

アップデートする作業を進めてまして





アメリカでフルレストア済との事でしたが


直していない所や、直し方が悪い所が多く

そのままでは良いクルマにならないので





勿体無いけど、全部剥離して、


状況の確認と、悪い部分は

正しく直す作業を進めており





リアのフェンダーの下側に付く


スカッフパッドという、前輪が巻き上げた

跳ね石がフェンダーに当たって　





傷になるのを防ぐガードですが


1940年代は舗装ではなく、砂利の

道が多かったのかもしれませんが





今はそんな道を走ることもないので


保護というよりは、アクセサリーとしての

要素のほうが、今は強いかと思います





そのスカッフパッドが、フェンダーと

カタチが全然合ってなくて隙間だらけ。


傷や、凹みもあちこちにあるので





建て付けがよくなるように鈑金して

傷や凹みも直したいけど


フェンダーに取り付けるボルトが　





裏に折り返した部分に付いていて

それが邪魔で鈑金が出来ないので


リプロの新品が買えるので取り寄せし





フェンダーにあてがってみると、リプロも

カタチが全然合わず、隙間だらけ


オリジナルもリプロも、取り付け方法が





スカッフパッドの裏にろう付けされてる

タブをフェンダーに通したら


折り返して固定する部分もある構造で





折り返したり、外す時に戻したりしている

うちに金属疲労で折れてしまうし


おまけにクロームの質も良くないので





あっという間に錆びてしまいそうな気配が。


それならば、もともと付いていたモノを

フェンダーにあうように鈑金して





取り付け方法も、爪の構造ではなく

もっと良い方法に作り直して


クロームも日本のメッキ屋さんで





質も耐久性も良いクロームで

仕上げてもらう方が良いので


元々付いていた物を加工することに





形状はフェンダーにあてがいながら

あうように加工していくので


フェンダーにあった取り付け穴を埋めて





フェンダーを鈑金して形状を決めたあと


スカッフパッドがメッキしてある状態だと

メッキの膜で、鈑金がやりづらいので





裏の折り返し部分を摘出して

パネルと耳だけの状態にしたら


メッキ屋さんに持ち込んで、酸で








古いメッキを剥がしてもらって


素地の状態にしてから加工を

進めていきます


ＦＵＮＫ　ＳＴＡ　４　ＬＩＦＥ　！！！！！！