1954 CHEVROLET SUBURBAN　FIT-KUSTOMS JAPAN

　S原さんの 1954　SUBURBAN


これまでの、オリジナルフレームを

カマロクリップ化して、Ｃノッチ加工





エアサスを組んであるシャシーから、


ロードスターショップで作ってもらった

スラムドシャシーに変更となりまして





リアのアッパーゲートヒンジの

動きが悪く、途中で脱線するので


ヒンジを全部、分解して修理と





スライドレール兼、サポートも

変型やクラックを修正し


リアのアッパーゲートを組み戻しまして





ロワーゲートは、アッパーゲートを

開けたところの左右にある


解除レバーを引くと、ロックが解除され





手前に倒すことが出来ますが


特に左側のレバーを引いても

反応が悪く、解除しきらずに





引っ掛かるときがあるので

原因を調査していきましたら


解除レバーと、軸のシャフトは





シャフトにあるねじ穴にレバーを

ボルトで固定していますが


レバーを差し込む軸の部分が





削れて痩せてしまっているので

レバーとガタがあったり


シャフトを通すリアゲートの穴に





シャフトが擦れて削れてしまい、

ゲートとシャフトにガタがあったり


リアゲートの中の解除レバーを








シャフトに取り付ける部分も


固定ボルトが折れてしまってて

そこでもガタが出ていたので








あちこちのガタが重なって、


解除レバーをめいっぱい引いても

引き切らない状態になるので








それらの修理も進めていくことに


リアゲートから、解除レバー、

シャフト、中の解除レバーを分解し








シャフトが削れて痩せている部分は

溶接して肉盛りしたのち


溶接跡を綺麗に整えて仕上げていき








解除レバーを固定するネジ穴は


ネジ穴が広がってしまっていたり

ネジ山が潰れて損傷しているので








広がってしまっているネジ穴は

溶接して肉盛りしたのち


ネジ山を切り直していきまして








損傷していないねじ穴もリタップして

左右のシャフトの修理を終えたら


錆び止めで鉛塗装を塗っておき








中の解除レバーも、サンドブラストで

綺麗にしたのち、ボディカラーに塗装


塗装を終えたパーツを組み立てていき








解除レバーを操作した時の

ガタもなくなって、


動きもスムーズになりまして








ストッパーのゴムなども組み戻して


リアゲートの解除レバー周りの

修復も完了となりまして





作業がやり易いようにリアゲートを外して

作業していたのも組み戻していきます


VIVA!　S原さん！　VIVA!　S庭道場！