1956　BELAIR CONVERTIBLE　FIT-KUSTOMS JAPAN

　Ｔ江さんの 1956 BELAIR CONV


昨年、短期間でコンバーチブルトップの

シリンダーが２回も曲がってしまい





もう曲がらないように対策を施して、

クルマを返しに行ってから間もなく


「　あれから２、３回しか乗ってないけど　





また、トップが開閉できなくなった」

と、T江さんから電話が来まして、、、、


対策を施して、散々試運転もしたのに　





また、開閉しなくなってしまい


再び、クルマを引き取ってきて

原因の解明に取り掛かったら





今回は曲がっている様子はないけど

右のシリンダーは伸縮しないので


シリンダーをクルマから取り外したら





シリンダーのロッドが抜け落ちまして


シリンダーの内部で、ロッドとピストンを

固定しているナットが緩んで外れたようで





今度は新品シリンダーの製品不良が原因


シリンダーは３年保障が付いているので

購入したアメリカのメーカーに





写真と動画を送って、製品不良だと伝え

新しいのを送るように依頼したら


在庫がないので、入荷次第送りますと





回答がくるも、予定の入荷日を過ぎても

一向に発送されないので催促すると


入荷する見込みが立たないと言うので





いつまでも待っていられないので

違うメーカーのシリンダーを注文し


それが到着したので、交換に着手





リアシートやサイドパネルを外さないと

シリンダー交換が出来ないので


内装を汚さないように養生しながら





念の為、左右ともシリンダーを交換し


エア抜きと、ポンプのリリーフを圧を

利用して制御する対策品も再設定し





シリンダーの到着を待っている間、


クルマをしばらく保管していたので

幌の開閉だけでなく、よく試運転を行い





クルマに異常がないか点検したら


洗車して、天気の良い日に群馬県の

T江さん宅まで走らせて納車となりました