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1954 CHEVROLET SUBURBAN EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1954 CHEVROLET SUBURBAN


 S原さんの 1954 SUBURBAN


これまでの、オリジナルフレームを

カマロクリップ化して、Cノッチ加工


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エアサスを組んであるシャシーから、


ロードスターショップで作ってもらった

スラムドシャシーに変更となりまして


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ステアリングコラムやブラケット、

ペダル類の位置の修正を終えて


続いて、ベントフラップに進みまして


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ベントフラップはフロントガラスの

前に設置されている外気導入口で


エアコンが無かった時代の車なので


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車内が暑いときはフラップを開けて

外の空気を車内に取り込む機能で


暑い時でなくても、フラップを開けて走ると 


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外のフレッシュエアーが入ってくるので

気持ちいいので重宝しますが


古いクルマはベントフラップがあるけど


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リンケージやヒンジが錆びたり、

固着してて開かないクルマが多く、


サバーバンも開閉できなかったので


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ダッシュ周りを分解していて、作業しやすい

この機会に直しておくことに


開閉しない原因を調べたら、フラップの下の


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ヒンジの可動する支点部分が

リベット留めになっていますが


リベットが錆びか金属疲労で折れており


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レバー操作しても、ヒンジが動かないので


リベットではなくボルト&ナットに変更して

固定し直しますが、ボルトを締め過ぎると


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ヒンジが動かなくなってしまうので、


ボルトをほどほどに締めると、走行中の

振動などで緩んでしまうので


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摩耗に強いステンレス材を使って


板厚よりも少し厚みを持たせた

リベットの穴にはめ込むカラーを削り出し


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ボルト&ナットをしっかり締めても


カラーがストッパーの役目を果たして

ヒンジを締め付け過ぎないように


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対策をほどこして、ボルト&ナットで連結


これできちんと動くようになると思ったら

操作レバーをベントフラップに接続している
 

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リンケージの付け根の溶接が割れてて

繋がってませんの刑、、、、


溶接部分も支点なので負荷が掛かるので


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経年劣化や金属疲労で割れたのか


以前に、リンクやヒンジが固着してて

動きが悪くなっているところで


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操作レバーを力づくで動かしてしまい

割れてしまったのか、解りませんが


リンクを正しい位置で溶接し直したら


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フラップを閉めた時に、ボディに当たる


裏側部分に、外から水や熱気、臭いが

車内に入らないようにシールを追加し

 
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それでも入り込んでしまう水は

ボディ側が雨樋構造になっており


溜まった水がドレンホースを使って


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ファイヤーウォールの下にある穴から

車外に排水する構造になっていますが


排水用のホースが取り付けされてなかったので


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新しいホースを接続しまして


次はエアコンのエバポレーターの

取り付けし直し作業に進みます


VIVA! S原さん! VIVA! S庭道場!



[ 2023/04/15 18:04 ] 54 CHEVY SUBURBAN | トラックバック(-) | コメント(-)