FC2ブログ
ホーム > 48 CHEVY FLEETMASTER CONV > 1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE

1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE


 1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE


74年前のクルマですが、快適仕様へ

アップデートする作業を進めてまして


678r、69r69え、567rj (9)


ボディとの隙間ができてしまい

建付けが悪かったトランクフードは


スキンパネルと、裏骨を分離して修正


678r、69r69え、567rj (10)


スキンパネルの折り返しの耳が

裏骨の外周を抱くように挟んで


耳の上からスポット溶接されていたので


678r、69r69え、567rj (13)


同じ構造で再生してながら、錆びていた耳は

新しい鉄板で作っていきまして


今後、張り合せる面も全て錆びないように


678r、69r69え、567rj (14)


全面に錆止めを塗っておきたいところですが

塗装してあると、溶接が綺麗に付かないので


錆び止めを塗らない部分を最小限にするため


678r、69r69え、567rj (11)


スポット溶接する部分には、裏骨側と

スキンパネル側を張り合せると


同じ位置になる部分に穴の周囲の


678r、69r69え、567rj (12)


溶接しろになる部分を大きさの

丸いシールを張って錆び止めを塗り


マスキング代わりのシールを剥がして


678r、69r69え、567rj (15)


スキンパネルと裏骨を張り合せると

スポット溶接する部分にだけ


錆び止めの塗装が無い状態にしまして


678r、69r69え、567rj (16)


折り返しの耳部分は、フードの形状に

沿うように新しい鉄板で作っていき


スキンパネルと溶接する部分は


678r、69r69え、567rj (17)


薄いぺらぺらのスキンパネルが

溶接の熱で歪みづらいように


折り返した頂点で突き合わせて溶接し


678r、69r69え、567rj (18)


先程、シールを貼ってマスキングした

耳とスキンパネルのスポット溶接部分を


先に溶接してから耳と外周を溶接すると


678r、69r69え、567rj (19)


応力の特性上、熱歪みで引っ張られて

スキンパネルに歪みが出てしまうので


先に耳の全周の溶接を進めていき


678r、69r69え、567rj (7)


耳の接合を終えたら、折り返して

裏骨を挟み込んだ状態で


スポット溶接して、組み戻しが完了


678r、69r69え、567rj (8)


耳の再生と、スポット溶接で歪んだ

部分を鈑金で修正していき


修正を終えたら、ボディにセットしまして


678r、69r69え、567rj (1)


トランクとボディ側の建付け、チリ合わせへ


ボディ側は腐食や歪みがあった部分を

以前修復を終えましたが


678r、69r69え、567rj (2)


当時のプレス技術の影響なのか


ボディに対して、丸みが合っていなかった

トランクフードを合うように変えた影響で


678r、69r69え、567rj (3)


事前に再生してあったボディ側との

建て付けや、チリが合わなくなる所が出て


それを直すには、一度直したボディ側を


678r、69r69え、567rj (4)


トランクに合うように再び加工となり


チリが合わなくなったと言っても、

大きく合わなくなったワケではなく


678r、69r69え、567rj (6)


1mm程度の世界の話、、、、


チリが合わなくなる部分は、角の固い

部分で、叩いても動かないので


狭くなってチリを広げたい場合は


678r、69r69え、567rj (5)


0.8mmの切断刃で切り込みを入れて

強度を落としてから、鈑金となり


刃の厚み分を凹ませて、チリを広げていき


678r、69r69え、567rj (22)


建て付けが合わない部分は、フード側と

ボディ側のどちらに原因があるのか調べて


原因がある方を鈑金して修正していき


678r、69r69え、567rj (21)


トランクを閉めた時に、トランクの

下側と合わさるボディ側の部分も


部分的に切り込みを入れて調整


678r、69r69え、567rj (20)


切り込みを入れた部分は、再び溶接して

埋め戻さないといけないので


また、熱歪みとの闘いが始まります。。。。。


[ 2023/03/19 09:00 ] 48 CHEVY FLEETMASTER CONV | トラックバック(-) | コメント(-)