1956　BELAIR CONVERTIBLE　EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

　Ｔ江さんの 1956 BELAIR CONV


昨年、短期間でコンバーチブルトップの

シリンダーが２回も曲がってしまい





原因解明と、対策の検証が必要なので

クルマを預かって、修理しまして


納車してから約半年が経過したこともあり　

預かったタイミングで、合わせて点検も実施





リフトで上げて下廻りに異常がないか点検し

緩みやオイル漏れもチェックしていき


エンジンオイルとオイルフィルターの交換、

ブレーキの点検など進めたら





エアコンの効きがイマイチだったので

調査を進めたら、ヒーターバルブが故障


もちろん新品のバルブを使って組んでいますが

ビンテージエア製のヒーターバルブは　





よく壊れるので、自動車メーカーの純正品など

品質の良い物を流用して使いたいのですが


基盤が内蔵されてて、ビンテージエアのユニットと

連動して制御しているので





他のメーカーのバルブでの制御ができず

ビンテージエア製のバルブを使うほかありません。。。


故障した原因を知りたくて、バルブを分解して

検証してみましたが





せっかく組んだエアコンも、こうやって

新品部品に短命で壊れられると


お客さんに迷惑を掛けるのはモチロン

セットアップした僕たちの信用も低下しますし





直す手間や費用の負担も馬鹿になりませんので


金額が高くなっていいから、もっと品質を

向上させてもらえないものかと思う、今日この頃





ヒーターバルブは在庫してあるので

すぐに交換して対処したら


パソコンをつないで、電装系やエンジン、





オートマの制御系統も点検しまして


よく養生をして作業をしていますが

作業を終えたら、室内や車外をよく洗車して





クルマを返しに行く準備も整ったので


T江さんのガレージまで返しに行って

修理、対策作業完了となりました