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1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE


 1948 FLEET MASTER CONVERTIBLE


74年前のクルマですが、快適仕様へ

アップデートする作業を進めてまして


royurtuyturioto (2)


クォーターパネルの塗装とパテを

剥がしたら、トランクシールの溝に


腐食している跡が出て来まして


royurtuyturioto (3)


溝はシールを張り付ける面と

側面の両方に腐食があり


クォーターパネルのボトム部分は


ryurtuyturioto (1)


リアボディとの接合面が腐食して

錆びが表まで貫通していたのを


上に鉄板を貼って、蓋してあったので


ryurtuyturioto (2)


それらの修復を進めていきます


クォーターパネルのボトム部分は

腐食部分の上で全て切断して


ryurtuyturioto (4)


新しい鉄板で同じ形状のパネルを

作って、張り替えとなりまして


続いて、トランクシールの溝部分は


ryurtuyturioto (7)


腐食がクォーターパネルの側面まで

およんでいるので、錆を落として


腐食の状況をよく確認して、再生が必要な


ryurtuyturioto (15)


エリアを決めたら、新しい鉄板で再生へ


トランクシールの溝は、クォーターパネルの

側面の角がZ状に折り曲げてあって 


ryurtuyturioto (17)


ryurtuyturioto (16)


硬くしてある部分に、コの字型にして硬くした

溝になる鉄板を張りあわせて


強度を出している2重構造なので


ryurtuyturioto (19)


再生する際に、強度が落ちないよう

オリジナルと同じ構造で再生しまして


新しい鉄板を、L字型やコの字型に


ryurtuyturioto (21)


ryurtuyturioto (20)


折り曲げつつ、クォーターパネルの

形状に合わせた弓なりの形状に


曲げた形状の溝を作るには


ryurtuyturioto (5)


ryurtuyturioto (6)


ベンダーではなく、金型を使うプレスでないと

作れないので、今回は弓なりの型紙をとり


L字型に曲げた鉄板を2つ作って


ryurtuyturioto (11)


ryurtuyturioto (12)


それをクォーターパネルの弓なりの

アーチ形状と同じに曲げていき


それらを突き合わせて張りあわせ


ryurtuyturioto (13)


ryurtuyturioto (14)


弓なり状のコの字型の鉄板を製作


突き合わせ部分を全周溶接して

溶接跡を仕上げて溝部分が出来たら


ryurtuyturioto (8)


ryurtuyturioto (10)


先に修復したクォーターパネルの

淵のL字型の部分にセットし


スポット溶接で接合していきまして


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運転席側のクォーターパネルの

ボトム部分の張り替えと


トランクシールの溝の再生が完了です


[ 2023/02/09 17:21 ] 48 CHEVY FLEETMASTER CONV | トラックバック(-) | コメント(-)