先週は沖縄に出張作業に行ってまして
沖縄に納車させていただいたクルマに
不具合が発生しているので

それの状況確認と処置対応に行き
現地で修理が不可能なら、クルマを
FITに輸送して修理する判断へ

色々とカスタムが施されている車は、
組んだ人でないと何が正しくてどうなっていると
不具合なのか、判断しづらいので

現地の車屋さんにお願いして、診てもらうのは現実的でなく、
自分達が行って、しっかり確認、対応するべき。
大丈夫だと思って納めた後に不具合が出たのを

実際に自分達の目で確認し、原因の解明と
それを今後の加工や整備に生かさないと
これからも同じトラブルはなくならないハズ

自分達が良かれと思って行ったことが
良くない結果を引き起こすという事実を見て
より良いクルマにしていくためには、納車後に
サポートを続けていくのは必須です

聞いている不具合の状況から、可能性のある原因と
いつも作業している環境と違って、設備がなく
手荷物で持っていける工具や計測器にも

限界があるので、それらの限られた環境下で
どうやって点検し、判断、対処するのが良いのか
それぞれの点検や作業に必要になる工具、

装備、部品などを洗い出して準備したら、
台風の影響を受けなそうな日程を組んで
早朝の飛行機に乗り込み、沖縄に飛んで

Y澤さんのガレージにお邪魔させて頂きまして
先日、FITにクルマを戻して、1966 LINCOLNを
整備して納車させて頂きましたが

取り付けしたダコダデジタルのゲージに
製造不備があったことが発覚し、、、、
新しいゲージが到着したので、交換と

小さなベルトが鳴く音が出ていたので
ファンベルトやエアコンベルト、それらの
テンショナーやプーリー類を取り寄せし

交換作業にお邪魔させて頂きまして
ゲージはスピードメーターの針が
本来のものよりも長いものが組まれており

55マイルに到達すると、針が長過ぎて
ゲージの上側に当たって、それ以上
進みませんの刑になっていたので

ダコタデジタル社にゲージの写真を送って
クレームを伝えて、新しいゲージが到着
下の新品のゲージの方が針が短いのが解ります

傷を付けないように養生をして、ダッシュを
外してゲージを丸ごと交換したら
ベルトやプーリー類の交換も終えて、試運転へ

全てのゲージが正しく作動することを確認し
ゲージと消耗品の交換を終えたら
助手席のドアハンドルの化粧キャップが

以前は付いていましたが、無くなっていたので
NOSを取り寄せして持参したので取り付け。
他の部品やビスも緩んだり、無くなっていないか点検し

緩んでいたところには緩み止めを塗って締め直し、
ビスが無くなっていたところには、取り付け
他にも気温や湿度が高い沖縄だからなのか


リレーの作動不良が起きる事例が
これまで何度かあったので
使用頻度や負荷が大きい電動ファンの

リレーなどは、念の為、新品に交換しておき
1966 LINCOLNの作業は終了
次は1963 C10とウィニーの作業に進みます