Y澤さんの 1963 CHEVY C-10
クルマを沖縄から東京へ輸送し、
修理と整備を進めていまして

オイル漏れしていた部分の修理や
エンジン周りのガスケットを交換してたら
クーラントが流れるチューブにクラックを発見


クラックは、ろうづけで修理して組み戻し
エンジンガスケットが劣化して、これまで
2次エアを吸っていたのか、

アイドリングが今までより安定して
排気音も静かになりまして
やっぱり、ガスケット交換しておくもんだと

喜んでいたのも束の間、ラジエーター下に
クーラントの漏れた跡が出来るのを調査したら
ラジエーターのロワータンクに内蔵されてる

オートマオイルクーラーのホースを接続する
フィッティングの付け根にクラックがあり
そこから滲んでくることが発覚しまして、、、、

ファンシュラウド、電動ファン、ラジエーターを
全部取り外して点検したら、こちらも
付け根のろうづけ部分にクラックがありまして

こちらもGAKUくんにろうづけして直してもらい
ラジエーター周りを組み戻しまして
オートマクーラーホースを接続したら

オートマフルードが漏るので調べたら
ホースの劣化で、ホースにクラック。。。。。
ろうづけラッシュでしたが、ホースのクラックは

新しいホースに交換で済むので、
漏れは良くはないけど良かったです
3月に沖縄でスターターを交換しましたが

スターターボルトとシムの持ち合わせがなく
交換できていなかったので
シムでピ二オンギアの隙間調整をしたのち

スターターボルトは、ボルトに緩み止めの
ローレットが切ってあるので
外したら新品に交換するのがセオリーなので

ボルトも新品の純正ボルトに交換したら
沖縄に行った際、ヘッドライトの光軸調整用の
ボルト受けが根もとから抜けて外れていたので

ライトがぷらぷらになっていまして、その場は
ボルト受けを付け直して、組み戻しましたが
取り付け部分が緩くなってて、再発しそうなので

新品の調整ボルト一式を準備してあり
組み換えていきまして
交換を終えたら、ライトの光軸調整へ

光軸が合っていないと車検が通らないので
光軸を正確に合わせるため、テスター屋さんで
測定機械を使いながら合わせてもらいまして

続いて、ステアリングに若干の遊びが
あるので調査を進めましたら、
ステアリングコラムから、ギアボックスまでの

どこかなので、分解しながら特定を進めたら
ステアリングコラムとギアボックスを接続する
ステアリングシャフトがエキマニにとても近く

エンジンが振動した際には、擦れそうなので
ステアリングシャフトを旋盤で削って
エキマニとの逃げを作っておきまして

今後はエンジンが振れた時でも
じゅうぶんなクリアランスが出来まして
ガタの原因は、結果ラック&ピ二オンの

内部でガタが出ていることが解りまして
Y澤さんにガタを無くすには、ギアボックス交換に
なってしまうと相談したら、遊びは時計でいう

5分くらいなので、許容範囲でそのまま
しばらく様子を見るということになりまして
Y澤さんから、乗っていると左に寄っていくので

点検をと聞いていたので、アライメントを
測定したら合わせてあった数値から、
フロントの右が若干変わってまして

沖縄にフェリーで行き来したクルマに
輸送直後にアライメントが狂っている事例が
多く出るので、ナゼなんだ!? と考えたら

航海中に船内でクルマが動いてしまわないように
船会社がタイヤや足回りにラッシングベルトを
掛けて、4方向に引っ張って固定するので

その時にアライメントが狂うのでは説が浮上。。。。。
C10、1966リンカーン、1961コルベットなど、
船で輸送直後から、走ったらハンドルが

とられる、ブルブルするようになったなど、
異常が出ているので、
今後はラッシング対策が必要そうです。。。。


リブ1列分、裂けていたベルトは新品に交換し
リアのナンバー灯で使っているLEDテープが
ほとんど点灯しなくなってまして

LEDは1粒でも点灯しないところがあると
車検に通らないので、
新しい物に交換しますが、LEDテープではなく

クラシックな当時のナンバー灯を用意して
ナンバープレートの上に穴を開けていき
クラシックなナンバー灯を取り付け

配線を新しいナンバー灯に接続し直し、俄然
カッコよくなりまして、まだまだ整備は続きます
VIVA! S庭道場! VIVA! Y澤さん!!!!!!!!