1940 MERCURY　EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

　Ｍ本さんの 1940 ＭＥＲＣＵＲＹ ”ＢＲＥＥＺＥＥ”


アメリカから輸入した車両の不具合部分の修正と

好みにリメイクプロジェクトを進めてまして





フードの先端の中央部分を新しい鉄板で

再生してフードに接合しましたら


フードの先端が内側に入っているのを直していきます





いまは先端の耳を摘出しているので

フード自体の強度が落ちていて


ボワンボワンとコシがない状態なので





先端の外側につくモールを取り付けして

モールとフードの形状が合う状態にしつつ


グリル側の形状を記録した計測器を使い





グリルに合わせた形状に合わせていき


フードを広げても、手を離すと戻ってしまうので

決めたい広がりを維持するように治具を組み





フード先端の形状が決めたら、その耳の形状に

合わせて型紙をとって、鉄板を切り出し、


シュリンカーで形状を合わせて、新しい耳部分を製作








左右とも形状を合わせて、新しい耳部分を

製作したら、フードに点付けで接合していき


両側の耳を仮付けしたら、本溶接へ








本溶接は１５A～２０Aの低電流で

スイッチを押す時間も0.5秒という


点付けを繰り返しながら、全周を溶接








薄板を出来るだけ歪ませない方法で

新しい耳部分を接合したのち


溶接の熱歪みをとって、溶接跡を仕上げまして





耳が付くと角ができて強度がも再生されるので


フードの先端が内側に入ろうとする力を

抑えられるようになりまして





過去のカスタム跡や余計な穴、凹みや

割れは全て切り取って新しく再生し、


グリル形状にぴったりあったフードになりまして





パテが薄く済むように全体も鈑金され

フード先端の耳と歪みの修正が完了


先端近くの裏側には、補強のブレス兼





フードを閉めた時にコアサポートとの当たりを

調整するストッパーが付きますが


フードの先端が内側に入っていたのを広げたので





補強をフードに取り付ける部分は

穴の位置が合わなくなりまして


フードを広げた分、補強も幅を広げないと





いけなくなったので、ブレスの両端の穴部分を

切り取って、フードの幅に合わせた


穴を開けた鉄板を切り出して、溶接しまして





溶接跡を仕上げたら、フード先端の裏側につく

ブレスの拡張加工も完了し


フード先端部分の形状があっていなかった　





修正作業が完了となりまして

次は中央部分の再生に進みます


ＶＩＶＡ！　Ｍ本さん ＆ ＶＩＶＡ！　S庭道場！！！！！！！！！！