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1940 MERCURY EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1940 MERCURY



 M本さんの 1940 MERCURY ”BREEZEE”


アメリカから輸入した車両の不具合部分の修正と

好みにリメイクプロジェクトを進めてまして


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一度オールペンして仕上がったボディは


アメリカで作ってあったサイドガラスの

作りが悪くて、手直ししたり


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チョップした際の作りが悪く、ピラー周りを直したり


ボディとドアの長さが合っていないかったりで

ドアを加工したので、ドアは総剥離してもらい


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ルーフやリアガラス付近に出てきた、塗装の弾き跡も

処理して、塗装をやり直してもらいまして


無事にボディの塗り直しを終えて、フィットに帰還


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これから組み立てに進む予定でしたが、


戻ってきたクルマをよくチェックしていくと

トランクとフードに小さなクレーターと


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トランクにパテ染みが出てしまっているのを発見。。。


新型IPHONEを駆使しても、写真に写らず伝わりませんが

屋内や曇りの日には気付かないレベルですが

 
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晴れた日の紫外線下では目立つと思われるので

これは直さないと、、、、の状況になりまして


塗装を担当してくれたMりさんに連絡したら


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トランクとフードは今回は塗り直ししておらず


そのパテ染みや極小のクレーターを直すには

過去の塗装やパテが悪さをしているのが原因なので


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フード、トランクともに総剥離しないと直らないそうで


2年前に塗ったばかりですが、時間経過とともに

下地に反応して、後から出てくるようです。。。。。


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総剥離からやり直しでも、やらないワケにはいかないので


どうせ剥離するなら、今の塗装がダメになっても

後ほどやり直すので、関係なくなりますので


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トランクの左下が、どう建付けを調整しても

ボディに近くなってしまうので、


トランク側の角を少し削って小さくしていき


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トランクの表の鉄板と、裏側の鉄板を合わせた

耳になっている部分なので


鉄板を削ると穴が開いて開いてしまうので、


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溶接して接合したら、仕上げをして均しまして


反対側も同様に削ってチリを合わせて

カタチを整えて仕上げておきましたら


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トランクヒンジはオリジナルが装着されており


スプリングが経年劣化で弱くなっているので

なんとか保持しているのが精一杯でして


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閉める途中で手を離してしまったり、


トランクを開けている時に風が吹いたりして

閉める方向にちょっと力が加わったら


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弱くなったスプリングではトランクの重さを

保持できなくなっているので


バーン!! と、一気に閉まってしまい


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トランクやボディが曲がったり、凹んだり

塗装も割れたりする恐れがあるので


トランクヒンジを再生しておきたいと思います


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1940マーキュリーのトランクヒンジはリプロ品がなく


当時物のデッドストックを見つけてくるほか

新品を手に入れることは出来ないようですが


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デッドストックは探しても見つからないので


形状の似ている他車種のリプロ品の新品を

用意して、それを加工していくことになり


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用意したヒンジはmスプリングとヒンジ形状が

限りなく近いのですが、アームの長さが異なるので


長さが合うように切断して、端の形状を整えていき


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トランクに取り付けするブラケット部分は

角度や寸法が全然異なっているので


加締めてある部分を分解して、ブラケットを摘出


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ブラケットは元々付いていたオリジナルの

ヒンジから摘出して移植することにして


連結部分は穴径が異なるので、それに対応する


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加締めるのではなく、Cリングで固定、

分解できる構造で連結ピンを設計し


旋盤でステンレスの棒から削り出しまして


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クリアランス調整用のスペーサーも同じく

ステンレスで削り出していき


ピンの頭をポリッシュして見栄えも良くしたら


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トランクヒンジのコンバージョン加工が完了。


ボディとトランクに組み付けされ、新しい

スプリングで保持力も抜群になりました


VIVA! M本さん & VIVA! S庭道場!!!!!!!!!!




[ 2022/04/23 09:53 ] 40 MERCURY *BREEZEE | トラックバック(-) | コメント(-)