FC2ブログ
ホーム > 59 CHEVY PARK WOOD *L/S > 1959 CHEVY PARKWOOD

1959 CHEVY PARKWOOD



 S木さんの 1959 CHEVY PARKWOOD


スラムド仕様にカスタムした部分の点検と

エアサスのアップグレードで入庫しまして


yaryrirt7ior68o0578 (4)


ブッシュやボールジョイントなども、経年劣化

こそあるものの、スラムド仕様にした結果による


無理や過度な負荷で痛んだ様子は見受けられず

カスタムフレームにも異常なし


yaryrirt7ior68o0578 (5)


S木さんのワゴンは、リアフレームはメーカーが

設計したオリジナルの構造のままZ-INGしたのと、


アーム類は硬いチューブラーにせず、純正の

コの字型のプレス構造のアームのままで


yaryrirt7ior68o0578 (6)


ブッシュも純正の大きなゴムブッシュを使っているので


足回りに無理が掛かったときも、アームとブッシュが

ねじれて力を逃がすので、負荷がフレーム側に伝わらず


yaryrirt7ior68o0578j (2)


Z-INGで溶接して硬くなっているフレームでも

割れづらくなっているのと思います


足回りやフレームの点検を終え、現在ACCUAIRへの

アップグレードを進めていまして


yaryrirt7ior68o0578 (20)


それと合わせて、S木さんからカークラブのプラークを

取り付けるブラケットの製作を依頼されまして


これまでS木さんがホームセンターで売っている


yaryrirt7ior68o0578 (1)


金物を使って取り付けてありましたが、


アメリカのクルマと思いますが、写真を見せてもらい

こんな感じのをステンレスで作ってほしいとの事で


yaryrirt7ior68o0578 (8)


下から足が生えている、クーペやコンバーチブル用の

プラークのブラケットは売っていますが、


吊り下げるカタチになるワゴン用は売っていないそうで


yaryrirt7ior68o0578 (9)


1959 PARKWOODに合う形状で設計、デザインした

ワンオフブラケットを製作していくことになりました


プラークが見えるけど、ブラケットは極力見えないように


yaryrirt7ior68o0578 (10)


取り付け部分はプラークや車体側に隠れるよう

デザイン、設計して、製作がスタート


ステンレスのパイプを使い曲げていくと


yaryrirt7ior68o0578 (7)


ベンダーを使って曲げると、どうしても、


曲げて伸びたところが引っ張られて細くなったり

押されたところが広がって太くなったりするので


yaryrirt7ior68o0578 (13)


綺麗な棒でなくなるのは美しくないとの事で


ベンダーで曲げるのではなく、炙って柔らかくして

手曲げで作っていくことにしまして


yaryrirt7ior68o0578 (12)


中が空洞のパイプを曲げると、空洞部分に逃げる

力が働いて、曲げている途中に折れてしまうので


ステンレスの無垢棒を使用して作っていきまして


yaryrirt7ior68o0578 (11)


プラークと車体側、両方ともボルトで固定しますが


プラーク側はパイプの先端にステンレスのナットを

溶接すると、ネジの有効長が短くなるので


yaryrirt7ior68o0578 (14)


少し太い無垢棒を旋盤で削り出し、ネジ山作った

ソケットを作り、曲げたパイプの先端に接合


車体側に取り付ける部分は、プラークの角度に合わせて


yaryrirt7ior68o0578 (2)


ステンレスの板を切り出して、形を仕上げて接合し

全体をポリッシュして鏡面仕上げに仕上げまして


取り付けに使用するボルトも、ステンレス製を用意し


yaryrirt7ior68o0578 (3)


ボルトの頭部分をポリッシュして仕上げまして

プラークのブラケット製作が完了です


VIVA! S木さん、 VIVA!  S庭道場!!


[ 2022/04/22 09:31 ] 59 CHEVY PARK WOOD *L/S | トラックバック(-) | コメント(-)