Mさんの 1961 CHEVY CORVETTE
DAKOTADIGITALにキロ表示で作ってもらった、
RTXゲージへの交換作業を終えまして

あとは実際に走らせながら、表示内容に
誤差がないように校正作業を進めていきます
Mりさんから、ブレーキを踏んでいても

進んでいってしまう、効きはじめが深い
との事で、それらの点検、対策も
頼まれているので、検証へ

オリジナルは、パワーブレーキ無しの車ですが
9インチのデュアルブースターが
追加して取り付けられており

パワーブースターを追加した際に
ブレーキのプッシュロッドがオリジナルから
社外品に変わっているくらいで

ブースターのブラケットの組み方や
プッシュロッドの調整、押ししろは
問題ないように思われますが

ブレーキペダルを離した時に始点に戻す
リターンスプリングがオリジナル品から
長さが合う、汎用品に変えてありましたが

スプリングがとても固いものが付いていたので
ブレーキペダルを踏むと、戻す力が強く作用し
ペダルが固く感じるのと、足が疲れるので

信号待ちや、停車中にブレーキを
踏んでいても戻されてしまい、
進んでしまうのではないかと思われ

スプリングはリターンスプリングとして
適正な硬さのものに変更し
形状も、これまでの引きバネタイプから

ブレーキペダルの支点部分に取り付ける
巻バネタイプに変更することに。
1955年から1961年のシボレーの純正で使われている

ペダルピボット スプリングを用意して
支点のピン部分に取り付けていきますが
組んでみたら、ブレーキペダルのサポートに

スプリングが当たるので、スプリング部分の
サポートに切り込みを入れて
スプリングをかわすように外側に膨らませ

切開した側面に鉄板を貼って蓋をして
リターンスプリングの逃がし加工が完了
加工する周辺は塗装を剥がしてしまったので

塗装し直したら、ブレーキペダルも
途中で切って、溶接した跡がありますが
溶接と、仕上げがイマイチだったので

溶接と、仕上げを綺麗にやり直しまして
プッシュロッドがペダルに片持ちで
取り付けるタイプを使っており

ブースターに対しての角度が斜めになってて
真っ直ぐに押していない状態だったので
両持ちでしっかり荷重を受け止められる

クレビスを取り付けできるように加工しつつ、
ロッドの角度を真っ直ぐになるようにしまして
またパワーブースターを追加してありますが、

レバー比がノンパワーブレーキ用のままなので
パワーブレーキ用のレバー比になるよう
変更してしたら、試運転に進みます
VIVA! Mさん & VIVA! S庭道場!!!!!!!!!!