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1956 BELAIR CONVERTIBLE



 T江さんの 1956 BELAIR CONVプロジェクト 進めてまして


幌を閉めるとフロントガラスのサッシに密着する

フッダーボウの両サイド部分が腐食していたので


っれtrty (17)


新品に交換しましたが、オリジナルとは形状が

少し違うのか、サッシとの建付けがイマイチで、


ウェザーストリップの当たりが悪かったので


っれtrty (18)


実際に使用するウェザーストリップを付けて確認しながら 


両サイドの当たりが強い部分は凹ませる加工を施し

当たりが弱い部分は、ライナーを作って


っれtrty (2)


ぴったりの高さに調整する加工をしまして


ボウ、幌骨の建付けを良くしたら

続いて、ウェザーストリップも加工へ


っれtrty (1)


コンバーチブルトップを閉めると先端になる

ボウの両端は、コーナー状になって


サイドガラスとのつながりになっていきますが


っれtrty (37)


っれtrty (36)


コーナー部分からサイドにつながる部分

別ピースのウェザーストリップになって


コーナー部分はスポンジに近い素材で


っれtrty (39)


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硬さは柔らかいのですが、サイドガラス部分は

硬めのゴムで出来ており、潰れづらい特性で


それぞれが違う素材で、硬さも違うので


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幌骨を閉めてウェザーに均等に当たっても、

それぞれの硬さが違い、潰れ方も異なって


正しい位置に組んでも、2つの間に隙間が出来てしまい、


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断面も若干、形状があっていないので


それぞれを正しい位置に取り付けても

つながらない部分や、隙間が出来てしまい


っれtrty (33)


これでは雨や風が入り易くなるので、別々の

ウェザーストリップを接合して、1ピース化


1ピース化すると、硬さが異なって潰れ方に


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若干の違いが出ても隙間ができなくなるので

雨や風が入らなくなるように対策しまして


続いて、建付け調整を終えたオリジナルの幌骨は


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綺麗に塗装し直すので、すべて分解して、

サンドブラストで古い塗装、錆びを落としたら


錆びて開いた巣穴が出て来たので


っれtrty (14)


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このまま塗装しても、室内から見える部分で

見栄えが良くないので


メタルワークで、穴をひとつひとつ処理していき


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パテなどを入れずに、このまま塗装が

出来るレベルまで仕上げていきまして


続いて、幌骨を当時メーカーで製造する際、


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鉄板から各パーツの形状に切り出す際に


シャーリングという切断機で引き抜いてますが

その際の断面は引っ張られて歪んだり


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下の写真のようにボソボソになりますが、


見た目や強度に影響しない部品は

この部分を綺麗に仕上げるコストを省いて 


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そのままの状態で使われているので


室内も装飾パーツなどを除いて、だいたい

クルマのパーツはこんな感じですね


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このパーツ、この断面も、車内に乗っていると

見える部分なので、ちょっと残念。。。。。


ひと手間掛けて、ここもボソボソの断面を


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綺麗に仕上げてあげれば、塗装の仕上がりも

格段に綺麗になり、見た目も良くなります


他の骨の断面も、全て綺麗に処理していき


っれtrty (11)


っれtrty (13)


メタルワークで、このまま塗装できる

レベルまで仕上げていきまして


幌を張る際にタッカーを打つ部分も 


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新しい物に組み換えたら、ボディやシャシーを

塗ってもらった塗装屋さんに持ち込みます


VIVA! S庭道場! VIVA! T江さん!!!!!!



[ 2021/06/23 10:45 ] 56 CHEVY BELAIR CONV | トラックバック(-) | コメント(-)