T江さんの 1956 BELAIR CONVプロジェクト 進めてまして
サイドガラス周りを組んでしまうと、ガラスが邪魔で
モールクリップの脱着が出来なくなるので

まずはモールを鏡面仕上げにして取り付けし、
サイドガラス、クォーターガラスの組み立てへ
フロントガラス、Aピラーに合わせて三角窓を取り付けし

サイドガラス、クオーターガラスを合わせていき
Aピラーの角度に対して、三角窓のフレーム、
窓枠がきちんと合わせて組まれているか

サイドガラス、クオーターガラスも
それと同じ角度に組めているかは
パッと見でなんとなく合わせても


正しいかどうかの判断ができないので
Aピラーの角度に合わせてレーザーを飛ばし
そこからの距離で計測しまして


Aピラーの角度に合わせてレーザー照射できる
治具を作って、照準器を固定したら
ガラスの上側、下側をそれぞれ計測していきまして

三角窓、サイドガラス、クオーターガラス全ての
上側、下側が同じ数値になっているので
ぴったり通りが出ているということになりまして

サイドガラス周りの建付け調整を終えたら
コンバーチブルトップと窓周りの
建付け調整に進みまして


幌を閉めると、フロントガラスのサッシに密着する
フッダーボウの両サイド部分は、
どうしても水が溜まって、腐食してしまう所なので


幌骨は全てオリジナルが残っていましたが
ヘッダーボウはオリジナルは摘出し
リプロダクションの新品に組み換えまして

コンバーチブルトップを貼る際に
タッカーを打って固定する部分の、
タッキングストリップも


古くなると劣化してボロボロになってきて
タッカーを打っても、効かなくなるので
新品を用意し、交換していきます

新品のタッキングストリップを取寄せたら、
ヘッダーボウのボルト穴をかわす穴が小さく
位置も少しずれていて、全く合わないので、、、、


穴をリューターで削って広げていき
横方向も長穴に加工して対処しまして
続いて、ヘッダーストリップも新品を取り寄せし


取り付けようと思ったら、曲げてある形状が
ヘッダーボウのアールと合ってないので
こちらも、全然合いませんの刑。。。。。


リプロダクション品の作りが悪くて
形が合わないことは、よくあるので
そうなると、せっかく新品を買っても使えないか


手直しが必要で、余計な手間が掛かるので
リプロダクション品を注文する際は、
沢山あるリプロダクションメーカーでも

トライシェビーの物では、一番品質が
良いと言われるダンチャック製を選んでますが
それでも合わないものも沢山あり

ヘッダーストリップはストレッチャーを使って
アールを合うように手直しして取り付け
ヘッダーストリップを直したら、フロントガラスの


サッシとの当たりのヘッダーシールと
三角窓のフレームとの当たりの
ヘッダーボウシールを組み込みしたら

幌骨を閉めた時に固定するラッチでとめて、
幌を閉めた状態を再現して
雨や風が入ってこないように、建付け調整へ

フロントガラスや先に建付けを合わせた
ガラス周りはもう動かせないので、
ヘッダーボウや幌骨側で当たり具合を調整していきます
VIVA! S庭道場! VIVA! T江さん!!!!!!