１９４０　ＭＥＲＣＵＲＹ　EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

　Ｍ本さんの　１９４０ ＭＥＲＣＵＲＹ　” ＢＲＥＥＺＥＥ ”


アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と

好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして





１６インチタイヤでも、ステアリングが切れるように

顔周りをチリ合わせでワイド化し


グリルとフェンダーの間にできた隙間を埋める





モールを製作して、取り付けしまして


グリルはぴったり装着できるように

なりましたが、幅が変わったお陰で　





コアサポートやフェンダーのブレスなども

オリジナルのままでは長さが合わなくなり


それらの延長もしていくことに





グリルに連結される、ボンネットのキャッチや

ボンネットのキャッチのブレス


そこからフェンダーに接続するブレスなど





分解を進めていたら、キャッチには何かが

取り付けされるような穴が有るけど


そこには何も付いておらず、何の為の穴なのか





そこはどんな物が付いて、どんな機能なのか

解らないので調査してみたら


ボンネットのロックが半開きでも





ボンネットが開いてしまわないようにする

セーフティーロックが付くようですが


欠品していて、キャッチの土台も曲がっているし





曲がっている支点部分にクラックが入ってまして


曲がって角度が付いているのが正解なのか、

それとも割れて曲がったのか不明。。。。





キャッチに接続される、ボンネット側の

キャッチについてるリンクも動きがおかしく


何か部品が足りない感じなので





調べてみたら、色々解ってきまして


セーフティーロックは欠品してるので

アメリカで探してみるも見つからず





キャッチの土台が曲がってるは

それが正しい形状ですが


割れたり溶接で繋いだ跡があるのは





ボンネット側のキャッチをレバーで開けたら

スプリングで戻す機構ですが


スプリングが付いてなくて、手でレバーを戻さないと





ロック部分が戻らないので、そのまま

ボンネットを閉めてしまうと


ロック部分がキャッチの穴ではない所に当たり





土台が曲がったり、割れたりしたようです


キャッチの土台の塗装を剥がし、割れや

溶接の剥がれ、歪みを修正していき





そこから左右のフェンダーに接続される

ブレスはワイド化して長さが足りなくなったので


ベース部分に溶接されているのを摘出し　








両端部分をワイド化した分の厚みを増したら


曲がりや歪みを修正したキャッチの土台に

再び溶接して組み戻していきまして








ロック部分が自動で戻る機構が損なわれて


ボンネットを閉めると、ロックが土台に

ぶつかって、よれよれになっていたのも








綺麗に修正したら、続いてボンネット側の

キャッチの土台も、ロックがぶつかる衝撃で


土台が曲がって、途中で割れていたので








オリジナルの形状を調べたら、ここは

平らな形状が正しいと解かったので


折れている部分を板金して平らに戻して








ロック部分が自動で戻る機構を再生するため


オリジナルと同じように、２種類の

スプリングでテンションを掛けられるよう





スプリングを取付するブラケットを製作し


ボンネット側のキャッチと一緒に

取り付けできるようにしまして





ロック裏のレバーと、製作したブラケット間に


ちょうどいいテンションになるスプリングを

取り付けしていき、自動で戻る機構も復活し





これでレバーを戻し忘れても、勝手に戻るので


ボンネットを閉めたら、キャッチの土台にぶつかり

破損することも無くなりまして





次は欠品してて、アメリカでも見つからない

セーフティーロックの再生に進みます


ＶＩＶＡ！　Ｍ本さん　＆　Ｓ庭道場！！！！！！！！！！