Mさんの 1955 FORD、 F100
部品交換と、ちょこっとカスタム作業で
大阪からクルマを預かってきまして

「 排気ガスが生ガス臭い 」 との指摘があり
点検してみると、キャブの調子がおかしいようで
後ほど、キャブレターの分解と検証へ

キャブレターのオーバーホールか、
場合によっては新品へ交換となり、
その後、排気ガスの検査装置を使いながら
再度、エンジン調整をし直しますが
せっかくなので、グラスパックだけの
マフラーに触媒装置も追加することにして

排気系統のリメイクを先に済ませてから、
エンジン調整の作業ができるよう
先に触媒装置を追加していくことに

ヘダースが左右でコレクターの位置が
異なるの形状の都合上、
フロントパイプが左右対称にはならず

左右で異なる取り回しになるマフラーなので
触媒装置を追加しながら、出来るだけ
同じ取り回しになるよう、作り直していきまして

触媒装置はとても熱を持つので、これまで
ガソリンタンクやブレーキ系統に近かった所は
熱害が出ないように、出来るだけ離した位置に変更し

エアコンの効きにも影響が出ないよう
フロアからも距離を開けたところで引いていき
マフラーチップは、これまでリアバンパー手前で

下向きで終わっていたので、下向きだと走行中に
排気が地面とフロアで反響して、振動が伝わってきたり
車内で排気音が大きく聞こえたり、こもったりしますし

信号待ちやエンジンを掛けたまま停車していると
車体下から、排気ガス臭いのが前方に
回ってきやすかったりすることもあり

マフラーチップを車体下で下向きだったものを
リアバンパー下から後ろに真っ直ぐ排気するように
リアパイプ周辺も作り直しまして

これまで左右の出口の位置もバラバラだったので
左右共通の位置になるようリアパイプを作り直していき
マフラーチップはバンパーの隙間から見えるので

アルスターパイプを切りっ放しではなく、
クローム仕上げで、端を丸めて処理してある
クロームのチップを使って製作となりまして

触媒装置の追加、マフラーの引き直しが完了し
手直しした排気システムに合わせて、
エンジン調整していきたいと思います
VIVA! Mりさん! VIVA!S庭道場!