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1955 FORD F100 EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1955 FORD F100



 Mさんの 1955 FORD、 F100


部品交換と、ちょこっとカスタム作業で

大阪からクルマを預かってきまして


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「 排気ガスが生ガス臭い 」 との指摘があり

点検してみると、キャブの調子がおかしいようで


後ほど、キャブレターの分解と検証へ


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キャブレターのオーバーホールか、

場合によっては新品へ交換となり、


その後、排気ガスの検査装置を使いながら


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再度、エンジン調整をし直しますが


せっかくなので、グラスパックだけの

マフラーに触媒装置も追加することにして


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排気系統のリメイクを先に済ませてから、

エンジン調整の作業ができるよう


先に触媒装置を追加していくことに


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ヘダースが左右でコレクターの位置が

異なるの形状の都合上、


フロントパイプが左右対称にはならず 


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左右で異なる取り回しになるマフラーなので


触媒装置を追加しながら、出来るだけ

同じ取り回しになるよう、作り直していきまして


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触媒装置はとても熱を持つので、これまで

ガソリンタンクやブレーキ系統に近かった所は


熱害が出ないように、出来るだけ離した位置に変更し


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エアコンの効きにも影響が出ないよう

フロアからも距離を開けたところで引いていき


マフラーチップは、これまでリアバンパー手前で


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下向きで終わっていたので、下向きだと走行中に

排気が地面とフロアで反響して、振動が伝わってきたり


車内で排気音が大きく聞こえたり、こもったりしますし


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信号待ちやエンジンを掛けたまま停車していると


車体下から、排気ガス臭いのが前方に

回ってきやすかったりすることもあり


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マフラーチップを車体下で下向きだったものを


リアバンパー下から後ろに真っ直ぐ排気するように

リアパイプ周辺も作り直しまして


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これまで左右の出口の位置もバラバラだったので

左右共通の位置になるようリアパイプを作り直していき


マフラーチップはバンパーの隙間から見えるので


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アルスターパイプを切りっ放しではなく、

クローム仕上げで、端を丸めて処理してある 


クロームのチップを使って製作となりまして


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触媒装置の追加、マフラーの引き直しが完了し


手直しした排気システムに合わせて、

エンジン調整していきたいと思います


VIVA! Mりさん!  VIVA!S庭道場!



[ 2021/03/18 05:45 ] 55 FORD F100 | トラックバック(-) | コメント(-)