Ｍ本さんの １９４０ ＭＥＲＣＵＲＹ ” ＢＲＥＥＺＥＥ ”
アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と
好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして
ＤＡＩＣＨＩがひな壇の加工を進めている間、
Ｓ庭師範は、ドアのシール性能の向上と
ドアシルプレートの製作を進めてまして
３９－４０ マーキュリーのドアのボトム部分は
テーパー状になっており、ドアのシールは
ボトム部分がゴムのフラップになっているので
ドアを閉めると、ボディ側にシールが密着して
水や臭いが入ってくるのを防ぐ構造ではなく
フラップのべろ部分でガードしているだけ
なので、外から臭いも音も入り放題なので
走行中の風切り音や臭いの侵入はモチロン、
エアコンの効きも悪くなります
しかし、ドアのボトムがテーパー状で
ボディとの当たりがないので
密着するシールを取り付けできないので
ドアのテーパー構造は変えられませんが
それでも密着する構造に作り直すことに
ドアもボディも、弓なりにカーブした形状で
ボディの前端と後ろ端は、段々になっていますが
ドア側は段々になっていないので
そこをどう、ぴたりと密着させるか検証した結果
段々部分は形状が複雑すぎて、シールを
這わすのは難しいので、
そこだけ別ピースの当たりのパネルを製作して
それ以外の部分は、直線的にシールが
密着するよう、ボディ、ドアともに
シールの当たり部分を作っていくことに
口で説明すると簡単ですが、文章に書くと
難しいもんで、うまく伝えられずスミマセン。。。。
前端、後ろ端の、複雑な段々の部分を埋める
パネルの型紙を作り、型紙を立体的に
張り合わせて成型したら
それをドアに付けたシール材とで当たりを確認
シール材が潰れる厚みも計算しながら、
潰れすぎると、ドアの閉まりが悪くなり
緩いとシールの役目を果たさないので
ちょうど良い当たり、潰れ具合を計測したら
シールの全周が、均一にその高さになるように
サイズを調整したパネルを作りまして
ボディに溶接して接合すると、ボディの塗装が傷むので
ボディと同色に塗装して、ボルト止めできる構造で
ボディとの接合面には、シール材を入れるので
シール材を貼る耳部分も作りまして
ボルト止めするタブ部分も製作し、
溶接跡を仕上げたら、パネルが完成
ボディに取り付けてみると、ボディの複雑な
形状にぴったりとフィットしまして
ドアのテーパー部分とのクリアランスもぴったり
前端と後ろ端のパネルは完成したら、
次は直線部分の当たりの製作に進みます
ＶＩＶＡ！ Ｍ本さん ＆ Ｓ庭道場！！！！！！！！！！
