FC2ブログ

1940 MERCURY EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

ホーム > 40 MERCURY *BREEZEE > 1940 MERCURY

1940 MERCURY



 M本さんの 1940 MERCURY ” BREEZEE ”


アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と

好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして 


jhskfyjktke (2)


シートの座面のフレームのナロードと

ノッチ加工を終えたら、次は形状の変更へ


今回、シートのデザインが角を落として


jhskfyjktke (8)


丸めるデザインで仕上げていきますが


シートの生地の下に入れるウレタンだけで

丸く造形はできず、骨も丸める必要があり


jhskfyjktke (9)


背もたれ部分の上の角だけでなく

座面の角も大きく丸める加工が必要。


ベルエアのシートは四角いデザインなので


jhskfyjktke (10)


当然、シートフレームの形状も四角いので

それを丸くなるように加工していきます


シートフレームはパイプ構造であれば


jhskfyjktke (11)


パイプを曲げて、丸めていけるので

比較的、造形は簡単ですが


ベルエアのシートフレームはプレス成型された


jhskfyjktke (12)


鉄板を張り合わせて構成されている構造で


L曲げ、ハット曲げ、耳部分などが複合して

強度を出している作りなので


jhskfyjktke (13)


角部分を切って蓋をするというわけにいかず


オリジナルの複合材の構造を生かしつつ

角部分を丸めて作り直していくので


jhskfyjktke (14)


とても手間が掛かって、大変な作業でして


座面の両角部分がデザイナーさんからの

指示通りになるよう、図面を見ながら加工し


jhskfyjktke (19)


jhskfyjktke (20)


シートフレームの造形を終えたら、今度は

そこに取り付けていくスプリングの加工へ


スプリングも四角い形状になる作りだったので


jhskfyjktke (4)


図面通りの丸みになるよう、定番に転写した

カーブと同じになるように


外周のスプリングを曲げていきまして


jhskfyjktke (6)


スプリングの形状の加工を終えたら、


ナロードしたシートフレームに

スプリングを元通りの順番で組み付し


jhskfyjktke (7)


スプリングどうしを連結する、クリップを専用工具で

固定していき、スプリングの組み戻しが完了


これでフロントシートの座面部分のフレームのナロード、


jhskfyjktke (3)


低く設置してもセンタートンネルに当たらないよう、

ノッチ加工と、丸い形状に加工を終えまして


次は背もたれ部分の加工に進みます


VIVA! M本さん & S庭道場!!!!!!!!!!


[ 2021/01/30 05:32 ] 40 MERCURY *BREEZEE | トラックバック(-) | コメント(-)