M本さんの 1940 MERCURY ” BREEZEE ”
アメリカから輸入した車両の 不具合部分の修正と
好みに リメイクプロジェクトを 進めてまして

ステアリングホイールのキャンセリング機能の
加工を終えて、次はインテリアの作業に進みます
これまでのフロントシートは、チョップトップしてあるも

シート位置を低く作り直してないのと
座面が固く、座っても沈まないので
座ると頭が天井に当たりますの刑。。。。

そこで、OXBLOODやSPAKLEのように
シートレールや、シートフレームを低くなるよう
加工を施して、ポジションを下げたいのですが

これまでのシートを分解し、構造を確認しながら
検証してみましたが、低く加工するのが困難なので
別のシートに変更し、それをCHOPTOPでも対応するよう

低く加工していくことになりまして
これまでも、シート位置を低くする加工は
何台もやってきたので、構造を理解していて

車格的に大きさも合いそうで、作り直しも
やり易い構造なことから
ベルエア用の新品シートを取寄せまして

1955~1957年式のベルエアは人気で
シートフレーム、スプリング、シートレールを
リプロダクションしているので

中古のシートを買って、スプリングが劣化して
折れてたり、ヘたってたりしてるのを直す手間も
錆びを落とす手間もないので、新品が最高。

ベルエア用のシート丸ごとを用意したら
インテリアのデザインを担当してくれている
S美ちゃんが室内の寸法を測って導き出した

図面を作って、打ち合わせに来まして
デザインをおこしても、それが室内の寸法に
あっていないと、デザイン通りにいかないので

シートの形状、パターンの幅などまで、各所の寸法が
細かく計算されており、シート全体像のデザインから
「ここは丸めてほしい」 とか、「ここは末窄まりにして」 と

加工を行うS庭師範に伝えますが、作り手側とすると
「構造上、ここはそういう形状には出来ない」とか
「そうすると強度が落ちるから難しい」と

デザイナー、作り手、それぞれの意見を聞きながら
どうするのが一番いいのか相談していきまして
けっこう、バチバチな雰囲気なので、場を和ませようと

口を挟もうものなら、「漏れ田さんは どういえば
M本さんがイメージしやすいかだけ考えててください」
と、今回も安定の戦力外通告でナニヨリです。。。。
VIVA! M本さん & S庭道場!!!!!!!!!!