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1956 BUICK EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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1956 BUICK



 Y室さんの 1956 BUICK "565 SPECIAL”

プロジェクト 進めてまして


LSモーター搭載に伴い、燃料ポンプを高圧仕様に変更が必要で


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外付けのポンプだと、作動音がうるさかったり、


寿命が短くなるので、以前燃料タンクに

内蔵するポンプを埋め込みましたが


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埋め込む加工の様子の写真が出てきたので

少しだけ、紹介したいと思います


これまで使っていた燃料タンクを加工する際は

中のガソリンを抜き取って、乾燥させてから作業しても


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鉄板自体にガソリンが染み込んでて、火の粉が当たると

爆発するので溶接作業が出来ないのと、


タンクを切断する際は、火の粉が出ない方法で行わないといけないので


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ポンプを内蔵する穴を開ける際は、ニブラーという

鉄板を挟んで切る電動工具を使って切断していき


ポンプを固定する際に、ボルト&ナットを使用すると

タンクの裏側にナットや工具を入れられないので


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ナットプレートを製作して、固定となりました


燃料タンクには、60L以上入るのでその重さに耐えて

重さや内圧で変形しないように、強度を上げるための


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リブが全面に入っているので、ポンプを埋め込める

位置が上面にあるかどうかも重要ですね


現在の作業は、ブレーキペダルを丸ごと外して


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ブレーキペダルのリンクに、ブレーキスイッチと

バンプストップを取り付ける加工を進めてまして


この56 BUICKのミッションは、4速オートマの


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TH700R4が搭載されていて、引き続きそれを

使用していきますが、これまでは


ロックアップ機能を生かすセットアップがされてなかったので


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ミッションに、バキュームではなく、速度で制御する

ロックアップコントローラーを組み込みし


ブレーキを踏んだら、ロックアップを解除させるために


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ブレーキの検出スイッチを2極とれるモノを使い

それを組み込めるブラケットを製作。


ペダルはリターンスプリングで押し戻されますが


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これまではスプリングで戻る位置に上限がなく

戻った付近でプラプラしていたので


それだと、ブレーキスイッチが底突きしたり


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検出の精度が悪くなるので、ブレーキスイッチの

ブラケットにストッパ-を組める構造に製作して


そこでビシッと止まるように変更しまして


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これでブレーキもロックアップも、正しく作動できて


スイッチの位置の調整や、後に交換などでも

メンテナンス性も良い作りになりました


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ブレーキペダルにスイッチ、ストッパーを組み込む加工を

終えたら、ダコタデジタルの取り付けに進みまして


キックパネルの奥に、ゲージのモジュールを取り付ける


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ベースの足を製作して溶接したら、モジュール自体を

固定するベースプレートを製作しまして


そのベースプレートにモジュールをボルト&ナットで固定


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ベースプレートは、ベースの足部分にビス止めされる構造で

こちらも取り付けや整備性も良い作りに製作され


次は、特注したHDXゲージの取り付けに進みます


VIVA! S庭道場!!! VIVA! Y室さん !!!!!!!!!



[ 2020/10/28 05:28 ] 56 BUICK SPECIAL * 565 * | トラックバック(-) | コメント(-)