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1937 LINCOLN



 Mりさんの 1937 ZEPHYR 4ドア セダン  


各部の点検と、駄目だし、納車前の

最終チェックと、準備を終えまして


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書き切れていなかった作業があるので

その様子を紹介させて頂きたいと思います


リアガラスのゴムを変えたら、リアガラスが外にずれ 


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ガラスと、室内側のトリムの位置が変わり


以前のガラス位置に合わせて作っていた

ヘッドライナーが押さえられなくなりまして


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ピンと張れなくなって、シワが出来たり

寸足らずになった部分も


Hりうちさんに対策してもらい、無事解決。


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フロントシートが前後にスライドしないので

点検したら、シートレールの固着だったので


レールの動きが良くなるように対処しまして


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レールのロックを解除するリリースハンドルが、

オリジナルが壊れたのか、解りませんが


写真のような作り物に変わってたのに気付き


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形状の都合上、力の掛かる方向も良くなくて

レバーを操作しても、解除できなかったり


見た目も、取り付けの溶接も良くないので


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これまではレバーはシートレールに溶接で

固定されてましたが、今後は脱着作業もし易いように


ボルトで固定できる構造に設計しながら


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動きや力の掛かる方向も正しく、見た目もよく

操作もし易い形状のリリースハンドルを


ステンレスで製作して、組み換えしまして


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アメリカで、Klisに作ってもらった 1940年代の

ZEPHYRのステアリングホイールは


社外のチルトコラムにダイレクトに取り付けできるよう


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変換ボスを埋め込んでもらい、直径がオリジナルだと

18インチもあって、大きくの乗りづらいので


オリジナルのデザインのまま、16インチに小径化して


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ステアリングとホーンボタンは、触っているうちに

色が剥げてきてしまう事態を避けるため


指定の色の樹脂でリキャストして、塗装しない仕上げに 


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ホーンリングはリクロームして、組み上げた特注の

カスタムステアリングですが


ボスがカスタムされている分、ホーンリングで


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ホーンを鳴らす操作が出来なかったり、

ウインカーを出して曲がったあとに、


ウインカーレバーを戻さなくても自動で消す


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キャンセル機能が作動しない状態だったので


Klisはクルマ屋ではなく、ステアリング屋なので

自分で組み付けることもないでしょうし


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そこまでの機能を組み込む構造は、

恐らく作るのが難しいと思うので、


それもちゃんと機能させたいなら


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あとは、取り付けするクルマ屋さんでどうぞ

的な作りなんだと思います。。。。


クラシックカーのステアリングは、ホーンリングや


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ホーンボタンでホーンが鳴る構造ですが


アメリカから輸入したクルマで、ちゃんと

ホーンリングで鳴るクルマは珍しいですし


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構造が複雑で、仕組みや電気回路も理解してて

直せる人も少ないのだと思いますが


ホーンリング付いてるのに、それで鳴らずに


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ダッシュ下に追加した、現代のスイッチで鳴らしてね

というのは、ちょっと、、、どころかだいぶ残念です、、、、


ということで、全部きちんと機能させられるように、


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カスタムステアリングを、さらにカスタムに着手しまして


ホーンリングの仕組み、構造、電気回路を検証し

なぜ鳴らないのか、何が必要なのか解明したら


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必要なものの構造、形状を設計したら、試作し

組付けてみて、ちゃんと機能するか検証。


動きや反応がイマイチだったら、再び原因の解明と


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対策を施した試作品を作って、またテスト。。。


と、繰り返していき、どれもパーフェクトに機能して

壊れづらく、耐久性のある構造になりまして


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年に何回鳴らすか解らない、たかがホーンですが


ちゃんとホーンリングで鳴るかは、オーナーさんにしたら

とても大切なところだと思います。


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ステアリング周りのカスタムを終えたら、煮詰めている

アライメント作業も進めまして


アライメントは目標値のような設定がありますが


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一般論の数値に合わせても、車の構造や特性次第で

微妙に乗りづらかったりするので


一度合わせたら、それで終わりではなく


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調整したら、試乗して確認を何度も繰り返しながら

何度も調整を重ねて、煮詰めていく必要があります


走ってみて、「 やっぱり、あと1度キャスターを寝かせて 」


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と、簡単に言われても、アライメント調整を行うには


リフトやアライメント調整用の治具台に載せて、

レーザーレベルを3機も駆使しながら 


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同時にを4方向でレーザーを飛ばしながら

4輪の位置の計測や、様々な準備をしたうえで


車に合わせて作った治具を取り付けて


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インナーフェンダー、フェンダースカート、タイヤ&ホイール、

ハブも分解して、計測器をセットして調整していくという


1日掛かりの作業になのですが、、1日掛かりで作業したら


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「 ごめん、やっぱり、前の方が良かった。。。。 」

と、なることもしばしば、、、、、


あと1度とか、やっぱり戻してとか簡単に言わず


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よく考えてから言え! って話ですが、、、、、


オーナーさんのために、少しでも乗り易くの

作業なので、そうも言えませんね、、、ということで


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アライメント調整の下準備、段取り、計測が

出来るだけやり易くなるように、


治具や補助工具も、現行車用はクラシックカーでは


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合わなかったり、使いづらかったりするのが多いので


自分たちがよく作業するクルマで使い易いように

既製品を改良したり、自分たちで作ったりしまして


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文句も言いたいところだと思いますが、”目的は同じ”と

黙ってそういうところで努力してくれるのは流石です


お陰でアライメントも煮詰まり、超乗り易くなって快適そのものです


VIVA! Mりさん!!!!!  VIVA! S庭道場!!!!!!



[ 2020/10/30 10:31 ] 37 LINCOLN ZEPHYR SEDAN | トラックバック(-) | コメント(-)