Y室さんの 1956 BUICK "565 SPECIAL”
プロジェクト 進めてまして
LSエンジンの搭載を終え、ハーネスの引き直しを進めつつ

エアコンの取り付けも始まったようで
56 BUICK用のエアコンキットは存在しないので
ビンテージエア製の汎用のエバポキットを使いまして

スーパー、ミニ、コンパックという、3種類の汎用タイプから
どれが56BUICKのダッシュ裏、ファイヤーウォールの形状や
収まり具合に合うか、エバポ実物を使って検証作業を行うと

重くて作業しづらいし、破損させると大変なので
外寸は実物と一緒ですが、プラスチックで
中身が空のモックアップを使って検証しまして

ダッシュ裏にエバポを取り付けするブラケットも
モックで設計して、製作しまして
窓の曇りをとるデフロスターは、純正の吹き出し口と

ビンテージエアのダクトの径が異なって合わないので
それぞれの径に変換するレデューサーを製作。
エバポから吹き出し口や、デフロスターへのダクトの

取り回しを確認しながら、それにあわせて
ハーネスの取り回しも決めて進めていきまして
Y室さんから、タイヤ&ホイールは、これまでの

20インチのビレットホイール&ラジアルタイヤから
今回は、15インチの鉄ちんホイールでハブキャップ、
タイヤはバイアスに変更したいとの要望なので

ホイールは当時の鉄ちんのデザインを復刻している
今でも新品が買えるホイールメーカーに
BUICKに合わせたオフセットで、赤のパウダーコート仕上げで注文

タイヤはFIRESTONEの 670-15を希望されましたが
片道800kmの道のりを、年に2往復したり
高速道路を150km出す人なので

FIRESTONEのバイアスタイヤは却下し
希望のホワイトウォール幅に、FIRESTONEの
ウォールと同じようにビューティーリングを追加した

バイアスルックのラジアルタイヤを特注で製作
いつも使っている、アメリカンクラシック製の
バイアスルックより、ショルダー部分の作りも

FIRESTONEに似せているので、よりリアルです
本番用のホイール&タイヤが届いたので
タイヤの外径に合わせてライドハイトの設定と

ACCUAIRのハイトセンサーのセットアップに進みまして
ACCUAIRが推奨する、ハイトセンサーのストローク量に
なるように、デフを動かしながら各位置で計測

ちょうどいいストローク量の位置を計算したら
左右のセンサーを同じ前後位置に設置しないと
作動に誤差が出てしまうので

レーザーを飛ばして、誤差1mm以内に位置決め。
Y室さんの56 BUICKは、ロワーアームの外側に
マフラーを取り回してあるので

ハイトセンサーをフレームに設置すると、
マフラーが邪魔でセンサーが追従できず
4リンクの内側に、センサーを取り付けるブラケットを製作

ブラケットは、簡単に取り外せる構造の方が
ハイトセンサーやマフラーを取り外して
メンテナンスする時に、整備性がいいので

センサーロッドを取り付けるタブも製作して
ロワーアームに溶接しまして
ストロークの中間位置がライドハイトになるよう

センサーロッドを設定して組み付けし、
ACCUAIRのパーツを交換することになっても
自動設定で毎回ライドハイトが合うように

ハイトセンサーを設定して、設置が完了
次はACCUAIRのENDO-CVTのセットアップに進みます
VIVA! S庭道場!!! VIVA! Y室さん !!!!!!!!!