M本さんの 1950 MERCURY、 ” OXBLOOD ”
リアのパラレル4リンクのブッシュが傷んだので
交換作業を進めていまして

ロッドとロッドエンドは、これまでのウレタンブッシュから
RIDETECH製の R-JOINTを組み込んだ
ステンレスポリッシュのものに変更となりまして

元のロッドは、ブッシュだけ交換すればまた使えて
勿体ないので、ブッシュは新品に交換し
念のための、予備パーツで保管しておくことになりまして

傷んだブッシュは全て摘出し、新品ブッシュに交換。
ブッシュが傷んでガタガタの状態だと、ブッシュ間の
芯々の正確な距離が解らないので

元々組んでいたロッドに、新品ブッシュを組み込みし
複数のロッドを同じ長さで組む際に、同じ寸法に
調整できるように作った治具を使い、調整をしていきます

OXBLOODから取り外したロッドは、
ロッドエンドを外したり、緩めることなく
ブッシュだけ、新品に交換したので

このまま車に組み戻せば、ホイールベースや
アライメントが変わらない寸法の状態なので
そのロッドに合わせて、治具の幅を固定しまして

芯々の距離を、以前のロッドと同じ幅に固定したら
そこに R-JOINTを組み込んだ新しいロッドを、
長さが合うように調整して、セットしまして

ステンレス製なので、ロッドエンドのねじが
カジらないように、かじり防止材を塗って
長さを合わせて、ロックナットで固定

この治具を使えば、元と ぴったり同じ長さのロッドに
パラレルリンク分の4本を、正確に調整が出来ますし
トライアングルリンクなら、2本づつ正確に合わせられます

ACCUAIRのハイトセンサーを組み付ける
ロワーに使うアームには、
穴を開けて、ねじ山を作ってあるので

センサー用のボルト、ナットも用意し
この機会に新品に組み替えてもらい
リフレッシュさせて頂くことにしまして


元々組んであったロッドは、新品のウレタンブッシュに
交換したので、必要になった時には
また使えるように、保管しておいてもらいまして


ロッドの取り付けボルト&ナットも
今回、R-JOINT用に変更しますが
元々組んであったロッドに組み替える事があれば


元のボルト、ナットも必要になるかもしれないので、
万が一に備えて、保管しておいて頂きます
長さ調整を終えた、新しいロッドも梱包しまして

続いて、ラテラルロッドのブッシュ交換へ
ラテラルロッドも、M本さんにクルマから
取り外してもらって、送ってもらいまして

これまではシルバーのパウダーコーティングだったのを
三協ラジエーターさんにお願いして、ロッド、ロッドエンド、
ブラケットを、艶有黒で仕上げてもらいまして


傷んだいたブッシュも、新品に交換して
長さを以前と同じに調整して合わせたら
ラテラルロッドのパウダーコート変更と

ブッシュ交換を終えて、リフレッシュも完了しまして
あとはこれらをM本さんにお届けてして、
組み付けしてもらいたいと思います
VIVA S協ラジエーター!!!! VIVA M本さん !!!!!!!!