M本さん の ” 1940 CHOPPED MERCURY ”
不具合部分の 修正と、 M本さんの 好みに
リメイク プロジェクトを 進めて いまして

ダッシュボードの センター部分と、 コラムの
マウント部分を 下方向に 40mm 延長する、
エクステンド加工を 進めまして

ダッシュボード側は 40mmの 延長と なりましたが
M本さんから ステアリング ウィールは 18インチの
物を 使いたいとの 要望なので

18インチで 乗り易い ステアリング位置になるよう
コラムの位置と 角度を 合わせると
ファイヤーウォール側は 20mmダウンと なりまして

コラムを 固定する ブラケットは そのまま 利用し
一度 仕上げた ファイヤーウォールは 切断され
新たな位置に 移動させて 溶接。

熱歪みを修正したら、 溶接跡を 仕上げまして
コラムを ダッシュに取り付ける ブラケットも
若干 角度が 変わったので 作り直しと なりました


ダッシュボードの センター部分と、 コラムの マウント部分を
下方向に 延長する 加工を終えたら、
続いて アクセルペダルの 取り付けに 進みまして

オリジナルは 床に 固定する オルガンペダル式で
ペダルの裏から ロットや リンケージを つなげて
キャブレターに 接続する 構造ですが

M本さんの 好みと、 オリジナルの ペダル位置では
位置が異なるのと、 搭載しているのは
オリジナルの エンジン、 キャブでは 無いので

ペダルも ロットも リンケージも 合いませんし
設置場所に 縛りがなく、 動きも スムーズな
ワイヤー式の アクセルペダルを 使う事に しまして

ペダルは アクセルペダル、 ブレーキペダル ともに
CLAYTON MACHINE WORKS 製を セットで 用意しまして
ここのは
LOKAR などと比べると、 デザインが凝ってて
エレガントで、 造りも 重厚なので お勧めです

ペダルを ファイヤーウォールへ そのまま 固定すると
前後位置が 奥に行きすぎてしまい 遠くなるのと
ブレーキペダルと 離れて 踏みかえ しづらいので

踏み易い 前後位置にくるよう、 ファイヤーウォールより
取り付け位置を 手前にできるような アダプター 兼、
なおかつ、 ペダルの高さも 好みに調整できる
機能を 持たせた ブラケットを 製作しまして

ペダルの固定は LOKARなどと 同じ、
センター部分を 2箇所の ボルトで 固定ですが
これまで アメリカから 輸入したクルマを 見ていると

ファイヤーウォールに ダイレクトに タッピングビスで
打ち付けただけの クルマが ほとんどで、
固定は ボルト&ナットではなく、 薄い ファイヤーウォールに

タッピングビスで 打ってあるだけなので、 グラグラ。。。。。
位置が合ってなくても、 そう付けるしか 出来なかったのか
踏み易いかなんて 二の次で、 付くように付けただけ、、、、、

みたいな事に なってるのが 大抵です。。。。。
今回の M本さんの BREEZEEのように
ブレーキペダルの位置も ゼロから 合わせていけば

より 乗り易いものに なりますが、 たいていは
ブレーキペダルは オリジナルを そのまま使ってるので
ブレーキペダルと アクセルペダルの 位置が

おかしい どころか、 とんでもない事に なってるので
よく それで 運転できてるもんだと 驚愕します、、、、、
多分 超乗りづらいから 不満なんでしょうけど

諦めて 気合いと 根性で 乗ってるのと思うので
足をつらない事と、 事故らない事を 祈るしかないですね。。。。。
BREEZEEは、 確認の際には シートを組んで 座わりながら

内装を 仕上げた後には、 フロアの上に 断熱材と
カーペットが 敷かれて 厚みが増して
床の位置は 今より上がってくるので、 その厚み分を 計算し

同じ厚みの 板をかかとの下に 敷いて 検証しまして
前後位置は 現行車と同じように、 ブレーキペダルより
アクセルペダルが 少し奥の 位置になって
ブレーキペダルから アクセルペダルへの 踏み替えは
かかとを 床につけたまま 出来る位置に 設定
取り付けは ボルト&ナット構造で 固定できるように なってるので

ガッチリ 付いて、 ペダルが グラつく事も ありませんし
前後位置も 高さも 理想的な レイアウトに なりましたが
後で M本さん本人が 乗ってるうちに 好みが変わっても

その都度、 希望の位置に合わせて 簡単に
細かく 調整が出来るように 作ってあるので 安心です
VIVA ! M本 さん & VIVA! S庭 道場 !!!!!!!!!!