K藤 さん の 1940 ZEPHYR 進めて まして
ボディ 全体 にある、 腐食 した 部分 の 修復 と
リジット マウント から ボディ マウント化 を 進めてまして

ルーフ、 ドアの 作り直しを 終えたので
続いて レインガーター作業に 進みまして
レインガーターとは、 ルーフの 両端に 付いてる 溝で

雨が 降って、 ルーフに ついた水が 流れてきて
ドアの方に 垂れて来ても、 室内に入らないよう
せき止めて、 ボディの 後ろに 誘導する 役割でして

なおかつ、 ボディの ルーフパネルと ドアの開口や
ピラーの パネルが 合わさる 部分で
それぞれの 耳部分を 重ね合わせて 接合しつつ

レインガーターの 鉄板の 3枚を 複合で 接合することで
ボディの剛性を 出してる 重要な 部分なので
ここも オリジナルに 忠実に 従って、剛性を 復元していきます

オリジナルの レインガーターは、 アメリカで チョップした際に
ルーフラインの 変更に伴って 作り直しことなく
影響しなかった 一部を 残して、 切り取られた状態でして

残っていた 部分は 摘出して、構造を 確認して 再利用し
無くなっている部分と、 今回 フィットで リチョップして
レインガーターを 延長しないと いけなくなった 部分は

残っていた オリジナルと 同じ構造で、 なおかつ
残っている部分に つなげて いくことに なりまして
鉄板を 切り出して、 全体を L型に 折り曲げたら

レインガーターの ラインに 合せて カーブさせていき
端は 180度 折り曲げて 耳状にして 硬さを 出しますが
折り返しの 幅が 全周 1mm程度なので、 機械では 折れず

長い 鉄板を 1mmに 切り出して、 耳の 役割を するよう
折り返し位置に セットし、 全周 溶接して 接合しまして
厚さ 1mm、 幅 1mmの ひもみたいな 鉄板を 溶接するので

熱が 入ると すぐに 溶けて 無くなってしまいます。。。。。。
なので、 溶接機の 電流値は 10~12A という
低電流で、 なおかつ 短時間での 溶接と なりまして

そんな 神経を使う 溶接で 2mくらいの 全周を 溶接し
溶接跡を 綺麗に 仕上げたら、 レインガーターが 完成。
完成した レインガーターは、 L型に曲げた 取り付けしろを

ボディの ルーフパネルと ドアの開口や ピラーの
パネルが 合わさる 部分に セットし
3枚の 複合構造に しながら、 本溶接 していきまして

見た目も 強度も 構造も オリジナル同様に 再現し
K藤さんの 理想の ラインの 新しい ルーフに 合わせた
新しい レインガーターの 取り付けが 完了しまして

写真は 1年くらい 前の 写真ですが、
この頃、 ボディ先端の 建付けや チリが合わないのと
センター部分の 底が パンに なっている 構造なので

フレームオフ できる 構造に 造り替えても
このままでは ボディを 持ち上げると パン部分が
エンジンに 当たってしまい、 外れないので

腐食した部分を 再生するのに 合せて
センター部分の ボディを ごっそり 摘出し
昨年は 表の スキンパネルの 腐食部分を

新しい 鉄板で 再生するとことまで 済ませていたので
これから 裏骨と パンの 作り直しを 進めていきます
ラジエーターの 下が 大きな パンに なっているのは

40 ZEPHYRの オリジナル ボディは、
ボディと フレームを 溶接して 一体化してある
セミモノコック構造の ボディなので、

ラジエーターを 取り付ける コアサポートが 存在せず
底の パン部分に ラジエーターが 乗っかる 構造でして
その構造だと 大きなパンは 今後も 必要になってしまうので

ラジエーターの 取り付け方法の 変更も 必要。
まずは スキンパネルを 再生して 組み戻し
ラジエターを エンジンと スキンパネルの間に セットし


オリジナルの フレームと パンを 連結していた
ブラケットを 摘出し、 ブラケットを 一部加工し
新しいフレームに ラジエーターを 固定できる 構造に 作り直し


大きな パンで しっかり 左右を渡していた
構造が なくなると 剛性が 落ちるので、
グリルの 開口部分の 両脇に、 リブを入れて 補強したら

ラジエーターと スキンパネルの クリアランスを 見て
確認しながら、 新しい 裏骨の 製作に 進みます
VIVA ! S庭 道場 & K藤 さん !!!!!!!!!!