I原さん の 1959 アパッチ、 ” アパ太郎 ”
たまに ACCUAIR が 誤作動を 起こすようで
点検、 処置 していく ことと なりまして

PATINA トラック ですが、 ガラス と バンパーは
新品を 組んで、 室内も 綺麗に 仕上げてあって
I原さんも いつも ピカピカに 維持して くれてるので

作業中に 傷を 付けたり、 汚して しまわないように、
まずは 養生作業から はじまりまして
ガラスや バンパー、 室内と 作業に 絡む部分を 養生 したら

フロント フェンダーに 付いている サイドモールの
” 31 ”の 周りが ネイビーなのを
「 赤く 塗り替えたい 」 との事なので

ホイールの センター キャップの ” CHEVROLET ” の
文字の色に 合せた 赤に塗ることに なったので
アパ太郎の 室内などを 塗ってもらった Mりさんに お願いして

センターキャップを 色見本に してもらうので
ホイールから 外して モールと 一緒に 送りまして
アパ太郎を 製作してから 3年ちょっと 経過したので

バッテリーの 寿命が 来る前に、 そろそろ
交換 しておこうかと 話が 出ましたので
バッテリーの 性能の 低下を 計測できる

バッテリー アナライザーで 診断して みましたら
CCA値も 落ちてないし、 まだまだ 使えそうなので
次回の 車検時に 再計測して 考えると しまして

I原さんが 「 コレ 付けられるように してほしい 」 と
購入した シフトノブを 持ってきて くれまして
スケートボードの ウィールが シフトノブに なってて

アルミの アダプターを 作ってあって、
シフトレバーの 先端に ねじ込んで
取り付け できるように なってまして

面白いの 作ってる人が いるもんですね
アダプターの ネジは M10で 作ってありますが
アパ太郎の シフトレバーは、 シャフトに なってて

ねじ山が ないのと、 シャフトも 約8mmと 細いので
この シフトノブは 取り付けが 出来ませんで
また、 恐らく コレは フロアシフター用と 思われ

アダプターの 全長が 短い 構造なので
コラムシフトの アパ太郎に 取り付けたと すると
これまでの 長さのある シフトノブよりも


だいぶ 短かくなるので、 位置的に ステアリングの
裏に なってしまい、 操作 しづらいから、
長い アダプターを 作って 付けてほしい と なりまして

I原さんは どの位置に ノブが来ると 操作しやすいか
現物を 使って 確認してみたら、
シフトレバーから ノブまで 100ミリの 位置と わかったので

A田 くんに アルミの 無垢棒を 旋盤で 削ってもらい
ワンオフ アダプターを 製作して もらいまして
まっすぐ 削ると、 100ミリの 棒みたいで カッコ悪いので

握ったときの 質感が いいのと、 見栄えも いいように
絞りを 入れた 形状に しようと なったので
絞りの形状は、 アパ太郎に 似合うようにと A田くんに お任せし

シフトレバーに 接続する 部分は、 スムーズな
テーパー状で 細く 絞っていき
最後は シフトレバーの 径に ぴったり 合わせてあり


ウィールと 接続する 部分も、 真っ直ぐ 終わらせると
カッコよくないから と、 微妙な 絞りを 作り
ウィールも スムーズに 回るように 作りまして


流石、 熟練の 機械加工 職人ですね
元々 付属していた アダプターと 比べると
複雑で 滑らかな 形状に 作られており

手間は 掛かってますが、 断然 カッコいい。
I原さんの 要望に 合せて、 世界中で 他に 誰も
持っていない アダプターが 完成 しまして

シフトレバーも ステアリング コラムから 分解し
シャフトだった 先端部分を アダプターに 作った
雌ねじに 合うよう、 径を削って ネジを 切りまして


コラムに 組み戻して、 削り出した アダプターと
ウィールの シフトノブを 取り付けしまして
ガラスも ステアリングも 養生してあるので 見づらいですが

I原さんの 付けたかった 好みの シフトノブが、
I原さんの 理想の形で 削り出して、
I原さんの 一番 操作しやすい 位置に 付きまして

” 出来たら いいな ” が カタチに なるって 素晴らしい。
次は ACCUAIR の 点検に 進みます
VIVA! I原さん !!!! VIVA! A田くん!!!!!