K藤 さん の 1940 ZEPHYR 進めて まして
ボディ 全体 にある、 腐食 した 部分 の 修復 と
リジット マウント から ボディ マウント化 を 進めてまして

構造や、 溶接が 悪かった CHOPPED ルーフ を 切断し
K藤さん の 理想の ルーフ ラインに しつつ、
正しい 構造に 作り直す 作業が はじまりまして

まずは 切開した ルーフに スポット 溶接 されている
フロント ガラスの サッシ と Aピラーの 裏骨を
スポット溶接を 剥がして 摘出 しまして

80年間 ルーフの 鉄板と 張り合わされてた 内側は
再び 組み戻すと 2度と 触れなくなるので
錆を 落として 綺麗にしたら、 錆止め 塗っておきまして

ボディは 丸い 球体なので、 ルーフを CHOP すると
ルーフの 面積が 変わり、 各ピラーの 寝かせ具合や
傾斜角度も 変わって、 つじつまが 合わなく なります

これまでは アメリカで CHOPしされてた ルーフは
Aピラー の つなぎ目で への字に 折れており
平らな ガラスが 綺麗に 収まらない 状態だったので

平らな フロント ガラス が ピタッと 収まる Aピラー でないと
ガラス 付けても ボディに 合ってないので 雨漏り しますし
走ってるうちに ガラスが 割れる 可能性も 大なので

フロントガラス サッシは 正しく 作り直しと なりまして
摘出した 裏骨だけを 元々 付いていた 位置に 載せて
窓ガラスの 枠の形を トレーシング ペーパーで 型どり

それを 真ん中で 折ってみると、 窓枠の 形が
左右 対象に なっているか 確認 できまして
写真の通り、 ほぼ 左右 対象であると 解りました

続いて、 への字の Aピラーを 直して いく際には
ドアの Aピラーとの 建付けや チリが 絡みますが
Aピラーは 複数の 鉄板を 張りあわせた 複合材なので

固くて 角度を 変える 加工が 出来ないのと
スキンパネルが 付いたままでは、 表から 触れるの
複合パネルの 一部しか 溶接が 出来ず、

内側は 溶接できないところが 沢山 あるので
それでは 強度不足になるのは 必至 なので。。。。
ドアの スキンパネルを 摘出し、 複合材の 内側、

裏骨まで 完全に アクセス できるように して
綺麗に 掃除して 再生した ロックメカニズム を
組んで、 ドアを 車体に 取り付け しまして


建付け、 チリの 調整を して、 ようやく Aピラー と
フロント ガラス の サッシ周りの 製作に 進みまして
Aピラーも 折り曲げた 5枚の 鉄板を 組み合わせた

複雑な 構造で 強度を 出しているので
どう 再生していくか 検証 しまして
Aピラーの 折れ修正は、 フロント ガラスを 使って

何度も 載せたり 降ろしたり していると 割ったり
傷つけて しまう 可能性が あるのと
載せたまま 溶接する 作業の際、 熱が 入ってしまうので

鉄板を 切り出して、 フロント ガラスと まったく 同じ
形、 厚みの 治具を 製作し、 代用 しまして
ガラスの 収まりが 正しい状態になるよう 固定 しながら
Aピラーの 裏骨 と フロント ガラスの サッシを
ドアの Aピラーとの チリも 確認 しながら
ボディに 合うよう 加工して いきまして

裏骨も 切断した 複合材を 全部 溶接 するため、
スポット溶接で 貼り合せてある 複合パネルを 全部 剥がして、
この段階では 一番 内側だけに なってます

切断 された Aピラーの 断面を みてもらうと
折り曲げて 角を 作って 固くした 鉄板を 幾重にも
貼り合せて あるのが お解り頂けると 思います

Aピラー の 角度の 修正を 終え、 1番 内側の
骨材を 仮止め したら、 位置が 狂わないよう
ボディに 張り巡らせた 鋼材と 渡して 固定しまして

続いて、 2番目の 複合材の 再生に 進みまして
2番目の 鉄板は、 ドアを 閉めた時の 当たりになるので、
正しい 建付けに なるように 作り込まないと

雨漏り、 走行中の 風切音を 防げないので
Aピラーの 前後の 傾きは モチロン、 内外方向の
傾きも しっかり 合せて 作らないと いけませんが

球体の ルーフを CHOP すると ルーフ 面積が 変わり
ご覧のように、 内外方向への ずれが 生じますので
それも 直しながら、 つじつまが 合うように 作っていきます
VIVA ! S庭 道場 & K藤 さん !!!!!!!!!!