M本 さん の 1940 MERCURY COUPE
輸入 手配 を 進めてまして、 クルマ を 載せた 船 が 横浜港に
到着したので、 通関 検査を 済ませて いよいよ FIT へ。

通関 手続き を お願いしている 業者さん から 電話が 来たので、
通関 完了 なら 陸送 の 手配 を しようと 思ったら
「 今、 保税 倉庫 で 検査 の 手続きを してますが

輸入申告 書類 と 車体 番号が 合いません。。。。。
税関 からは、 通関 検査 は 通せないと 言われてる 」
とのことで、 それは それは ナニヨリ です。

「 ナニヨリ じゃねぇよ! 」 と M本 さん に 怒られそうですが、
税関 からは 書類 と 品物 が 不一致 ということで、、、、、
「 日本への 輸入は 認められないから、 アメリカ へ 送り返せ 」
とも 言われてるそうで、 それも それで ナニヨリ ですね。。。。。。

「 それも ナニヨリ じゃねぇよ! 」 と、 またまた
M本 さん に 怒られそうですが、
アメリカ に 送り返す だなんて、 税関 も 随分 パンチの ある
面白いこと 言うんだなぁ と 感心 してましたが

どうやら、 リアル ガチな 話に なってるようで
通関 業者さん も かなり 困ってる ようなので、、、、、
本当 に 送り返しに なったら、 スケジュール も
輸送費 も たまった もんじゃ ありませんので

何が どうなってるのか 状況 を 確認しに 税関 に いきましたら
アメリカで 作った 輸出の 書類に 記載されてる 車体番号は
” 99A220000 ” で、 クルマ が アメリカに あったときの
TITLE を 基に 書類 を 作ってるので、 書類上は あってますが

車体 に 取り付けされている 車体番号を 見たら
” C291210105A ” と 打刻 されてまして
うーん、、、、、、 それって 車体 番号 ではなく
TITLE の 管理番号 なんですけど。。。。。。。

プレート は オリジナル品 ではなく、 新しかったので
恐らく MUSTANGⅡ と、 エンジン を 載せ替えて
ファイヤー ウォール を 作り直した 際に

オリジナル の プレート は ボロいのでと 撤去して
新しい プレート を 使って、 付け直したのと 思いますが
その際に 車体番号 ではなく、 間違えて TITLE の
番号を 打刻 して しまったようで

輸入 申告 書類 に 記載した 車体 番号 と 車体 に
取り付けされている 番号 が 合わなかったようです、、、
そんな事で クルマ が アメリカに 送り返されたら えらいことなので

アメリカ には、 クルマ を レストア した 際などに
車体番号 の プレート も 新調 できるように
メーカーや 車種、 年式に 合った プレート が 売ってて、

文字 や 番号を 伝えれば、 入れて 作ってくれるので
新しい プレート を 作って 取り寄せ しまして
FIT にある ZEPHYR達 の プレート も ぼろいので、
この際 に ついでに 新調 しておきまして

ポンチで 打刻する 際、 曲がったり、 段差が できたり
文字 に 濃淡 が できると みすぼらしいので
同じ 厚みの プレートを 用意し、 ポンチ を 打つ 練習 を
よく してから、 正しい 車体番号 を 打刻 しまして

これで 正しい 車体番号の プレート が 出来たので、
夜中に こっそり、 税関の 保税倉庫に 忍び込んで、
車体番号 の プレート を 付け替えて こようと
次は ” 忍び足 ” と ” 隠れみの術 ” の 練習 に 進みます