K藤 さん の 1940 ZEPHYR 進めて まして
ボディ 全体 にある、 腐食 した 部分 の 修復 と
リジット マウント から ボディ マウント化 を 進めてまして

先日 BLOG で 書いた、 サイドシル になる 部分 の
パネル を 製作 した 際 に、
補強 の リブ の ライン上 で 折り曲げた 部分 は

リブ の プレス 形状 が 歪んだり、 潰れるので
変形 した リブ は、 ハンマリング で 再生 してる
と、 書きましたが、 なんのこっちゃ !? と 言われたので

少し 戻って、 その 作業 を フューチャー。。。。。。。
ビードマシン を 使って リブ を 入れて
リブ ごと ベンダー で 折り曲げると

写真 のように、 かまぼこ状 に 凹んだ
ビード 部分 が 鋭角 に 折り曲げられると
かまぼこ状 が 崩れ、 周囲 も 力が 掛かって 歪むので

それを ハンマリング で 直したのが 次の 写真。
曲げた コーナー部分 も、 綺麗な かまぼこ状 に
治具 を 作って、 ハンマリング で 修正。

こうして、 マジか !? って ほど ある パネル の
アホか って ほど ある リブ の 折り曲げ 部分 を
綺麗 な かまぼこ状 に 直して、 周囲の 歪みも 修正。

続いて、 ビード マシン で 溝 を 入れ終えた
溝 の 始まり と 終点、 止まり の 部分 は、
なんとなく、 かまぼこ な 形 で 終わりますが

より 鮮明な 半円状 に 仕上げた 方が
見た目 も エッジ が 効いて カッコよく なるので
終点 部分 も ハンマリング で 板金。。。。。。。


そうすることで、 上下 の 写真 を 見比べて もらうと
処理 を したあと の、 下の 写真の 方が めりはり が 出て
仕上がり が カッコいいのが お解り頂けると 思います

こうして 再び、 ウソだろ !? って ほど ある パネル の
げっそり するほど ある リブ の エンド 部分 を
めりはり が 出るように 板金 で 成型 していき


こうして 手間暇 掛けて 処理 した リブ や パネル は
最後 には 見えなく なってしまう 部分 ですが
そういう ところまで ” きちんと 作っている ” という事は

オーナー にも とっても、 作っている 人間 に とっても
とても 大切な ことと 思います
やっと 終わった。。。 と、 思ったら、 いやいや まだなんです

リブ の 板金 を 終えた サイドシル の パネル は
雨や 洗車で 車に 水が 掛かると、 中にも 水が 入る 構造 なので
入った水が きちんと 抜けるように しておかないと、 錆びて 腐ってしまいます

1940 ZEPHYR は、 ボディ が フレーム に 対して
水平 ではなく、 少し 前上がり で 載っている 構造 なので
水は 傾斜で 前から 後ろに 流れるので、 底面 になる 下側 に
水抜き穴 も 向きを 合わせ 穴を 開けまして

なんか 見覚えのある 穴の 形してるなー と 思ったら、、、、、、
思い出しました、 OX BLOOD や モリソン マーキュリー。
この 水抜き穴の 形状は、 古い フォード系 に 施されてる 形状 で

リンカーン、 マーキュリー の オリジナル の ロッカー パネル にも
この形の 穴が 開けてあるので、 丁寧に 純正通り 再現 されまして
「 パネル 作って 再生 」 と 文字で 書けば、たった 8文字で 終わる 作業でも

職人 の 沢山の 経験 と 知識に 基づいた 緻密な 計算 と 設計、
それを 形にしていく 技術 と 手間、
これほどの 努力 と 苦労 が 詰まってるんですね
VIVA ! S庭 道場 & K藤 さん !!!!!!!!!!