後々 の FIT プロジェクト用 として、 1937 ZEPHYR を
ROADSTER SHOP に 持ち込み
カスタム フレーム 製作、 LS エンジン 搭載、

現在 S庭 師範 が 進めている、 K藤 さん の
40 ZEPHYR と 同じ様に
リジット マウント ボディ の ボディ マウント化、

フロア や トランク、 腐食 してた ボトム などの
張り替え も 終えて FIT に 持ってきましたが
トランク リッド が 欠品 してたり

両サイド の ドア も 4ドア用 を ストレッチ して
2ドア クーペ用 に 加工 してあったり
ルーフ や クォーター パネル なども 錆 が 進行 し

張り替え が 必要 な 部分 が 結構 残ってまして
とはいっても、 激レア の 3W クーペ なので
専用 の ドア や トランク は 見つからず

見つかった ところで 80年前 の 中古 なので
コンディション が いいはずも なく、、、、
そんなの 買ってきても、 結局 レストア することに なるので


「 無いのなら、 作ってしまえ、 オリジナル 」 と いう事で、
S庭 師範 に 頼めば オリジナル 同様 に
新らしい 鉄板 で ゼロ から 作ってくれるので

「 ドア 2枚 と トランク 1丁 入りました~ 」
と 元気よく お願いしたら、
「 今は そんな 時間 ありません。 2年 待ってください 」

と、 首も 鼻毛も 長くして 待っても、 2年先 まで 忙しいそうで。。。。
「 そんなのも ROADSTER SHOP に やらせてから
日本 に 持って来れば 良かったのに 」 と ついでに 怒られ、、、、

確かに 今 思えば その通り でしたが
当時 は アメリカ で 作った T江 さん の 56 CONV の
新品 ボディ の チリ や 建付け が 悪い! と

S庭 師範 が 完成 してる ボディ を 粉々 にして
「 アメリカ の 品質 は こんなもんですか。。。。 」
と 散々 苦労 して 直してるのを 見ていたので

やっぱ、 1937 ZEPHYR も ボディ の レストア と
細かい 仕上げ は S庭 師範 に やってもらおう と
ROADSTER SHOP から 引き上げて 来たものの

忙しくて やってもらえそうに ないので、、、、、
アメリカ の ” METAL UNION ” という
メタルワーク の スペシャル ショップ が

37 ZEPHYR の レストア で、 ドア を ゼロ から 作ったり
ボディ も ほとんど 新しく 作り直したり 色々 やってますし、
設備 も 技術 も 経験 も あるので、 そこに 連絡して

「 ドア 2枚、 トランク 1丁 入ります~
ルーフ に トランク 上 に、 クォーター パネル、
グリル脇 の パネル も 入りました~ 」

と 得意 の 丸投げ で お願い しておきまして
先日、 だいぶ 出来てきたよ と 写真 も 来たので
ちょこっと 紹介 してみたいと 思います


そもそも なぜ METAL UNION に 頼んだのかと 言いますと
写真 に 写ってるように、 彼ら も 現在、 2台 の
1937 ZEPHYR を 持ってまして

過去 には 37 ZEPHYR セダン も カスタム したり
クーペ も 数台 作ってる 経験 が あるほか
写真 の 右側 の 車両 は、 以前 に 買い逃した、、、、 と

BLOG で 書いた、 あの 歴史的 発掘 だった
発掘 ゼファー を
買っていって 所有 している 張本人たち でして
何より 3次元 測定器 を 使って 正確な 数値 データ を とって

それを もとに ドア や トランク、 ルーフ などの
アール や ラウンド と 同じ 木型 を 製作 し、
平らな 鉄板から イングリッシュ ウィール などで 成型 していき

その 木型 に あてがって 確認して を 繰り返し、
ぴったり 合うように なれば オリジナル の ボディ と
寸分 違わぬ 同じ形 に なるという 治具 も 作れる SHOP。

そして、 40年以上 納屋で 眠っていたので 80年 以上 経ってても
腐りや 凹みが ほとんど 無く、 新車当時の 形を 今でも 維持 している
コンディション 抜群 の 発掘 ゼファー を 持っているので、

木型 に 合せて 作った 新しい ボディ パネル を
発掘 ゼファー に あてがってみて
ぴったり 合うかどうか を 確認 出来る 環境 が あるんです

彼らも 現在 数台 の 37 ZEPHYR の レストア を しながら
ドア や トランク の 作り直しを 進めてるので
あちこち 正確 に 作れる データ と 木型 作り を 進めて

作業 が 終わってみれば、 ドア や トランク、
ボディ パネル を 作る データ が 揃い
同じのを 僕にも 作って~ と 頼んだ 場合 に

同じ 木型 を 使って 増産 することが 出来ますし
掛かる 期間 や コスト の 計算 も
一度 やってるので 容易に なるね ということで

彼ら に あれこれ 頼んだという わけですね
ZEPHYR は 3W クーペ が 激レア で 見つからないので
セダン を クーペ化 して 作ってる クルマ も 多く

クーペ 独特 の ルーフ から トランク までが 長い ライン は
セダン を クーペ化する際 に 必要 に なるので
クーペ を 計測 して まったく 同じ形に うなじ の ライン を

新しく 鉄板 から 木型 を 使って パネル を 作り出したら
最後 は こうして オリジナル の 3W ZEPHYR の
現車 に 合せて 確認 できるので、 より 正確 に なりますね

いい パネル を 作ってもらえると 安心 して 頼めるので、
ROADSTER SHOP で 新しい 鉄板 に 作り直しを 終えた
フロア、 ファイヤー ウォール、 トランク、 ボトム 以外 の

両ドア、 トランク、 ルーフ、 うなじ、 クォーター、
グリル の 周り など、 鉄 の 傷んでる 部分 は
全部 新しく 張り替えるようと 注文 してありまして
うちの 37 ZEPHYR も、 極上 になるようで 楽しみです

そんな メタル ユニオン が 進めている 1937年 の
ゼファー プロジェクト を 覗いてみると
腐食 が 酷く、 土に帰る 寸前 の サクサク 具合 ですが、、、、

それでも 希少 な オリジナル の 3W クーペ なので
入手 して レストア している 車両 が 1台。。。。。。。
ルーフ、 うなじ、 トランク 周り は 表面 の
スキン パネル が 錆 で 穴だらけ に なってるだけでなく
中の 骨や ブレスも 全滅 なので
S庭 師範 同様、 オリジナル の 構造、 形状 を 再現 することで

高級車 メーカー、 リンカーン が 設計 したのと
同じ 強度、 機能 を 再生 しながら 蘇らせてまして
K藤 さん の 40 ZEPHYR 同様、 壮絶 な 作業 ですね。。。。。

もう 1台 は 4ドア セダン を ベース に 使って
レストア しがてら 3W クーペ の 形状 に
作り変えていく という プロジェクト でして

3W クーペ に 比べると セダン は 生産 台数 が 多いので
残存 台数 も 多く、 クーペ よりは 入手 し易いので
最近 アメリカ で よく やられるように なってきました

フロア や ボトム、 フレーム の 形状 は
セダン も クーペ も 共通 なので
まずは 家 で いう 基礎 部分 に あたる

フロア や ボトム、 ファイヤー ウォール、
ボディ の ブレス 部分 の 再生 を 進め、
うーん、 まさに 今 S庭 師範 が やってる 作業 と そっくり。。。。。

上物 が 歪んだり 建付け が 悪くならないように
基礎 部分 を しっかり 再建 したら
いよいよ 4ドア セダン の ルーフ から

2ドア クーペ の ルーフ に 作り変えて いきまして
これまで 何台 も 3W クーペ を レストア してるので
中まで 構造 よく 知ってますし

オリジナル の 極上 の クーペ から ドア 外してきて
それを 仮組み しながら、 Aピラー や Bピラー、
ドア周り を 作っていけるのも 利点 ですね


新しく 作り直す スキンパネル を 貼る前に
骨 や ブレス を 入れていき、 基準 になる
リア ガラス 周り も 位置 を 合せたら

3次元 測定器 を 使って とった データ、 製作 した 木型 に 従って
ルーフ、 トランク など 新しい パネル を 作っていき
レストア 兼 クーペボディ化 が 出来てきまして、

いやはや こちらも 壮絶 な プロジェクト ですね、、、、、
ここまで来ると、 もう ほとんど クルマ 1台 作り直してるのと
変わりませんので、 手間 も 費用 も 壮絶 です。。。。

いい加減な 作りの お店 も 沢山 ありますが、
こんな 感じで しっかり 作り込む お店も
職人 も 沢山 存在 してるのも アメリカ。

凄いですねー、 メタルワーク が 得意な 職人さんは。
売ってる物、 あるものから 選んでいく カスタム も 楽しいですが
手に入らない物を 職人さんと 作り上げていくのも 最高ですね
皆さま も 良い 週末 を ! FUNK STA 4 LIFE !!!!!!!