T江 さん の 56 BEL AIR CONV、
プロジェクト 進めてまして
まだまだ 塗装前 の 細かい 作業 に 追われてまして


ボンネット 先端 と モール の 建付け、
フェンダー との チリ が 合わない 部分 を
ボンネット 先端 を 切って 広げたり、、、、、

左ドア の 前側 と フェンダー の チリ が
どう 調整 しても 近くなるのと
クォーター パネル の ふくらみ と

ドア の 膨らみ も 綺麗 に 合わないので
ドア の 耳部分 を 近過ぎる分 を 切り落として
ドア上 の 角部分 にも 切り込みを 入れると


ドア の 表 の スキン パネル が
ある程度 動かせるように なるので
ドア の 膨らみ 具合 を 合わせたら

耳 を 落した 縦方向 全部 を
スキン パネル に 歪み が 出ないよう
低い 電流 で 全周 溶接 しまして


溶接跡 を 綺麗 に 仕上げたら
ロッカー パネル の 前側 が 少し 短くて、
フェンダー との 建付け が 悪いので

フェンダー との 隙間 を 埋めるように
鉄板 を 切り出して、 溶接 し
ロッカー パネル を 延長 加工 しまして

クォーター パネル に 合うよう
膨らみ 具合 を 変えた ドア も
エッジ を 整えて 取り付けたら


前側 の 耳位置 が 変わり、
フェンダー との チリ も
理想 の クリアランス に なりまして

膨らみ 具合 も いい 感じ に なりました
ここまで 塗装前 に メタル ワーク で やれば、
パテ は ほとんど 入らず 済みますので


パテ 盛り盛り 仕様 に ならないので
塗装前 に 面出し する 職人さん の
作業 も だいぶ 楽 に なると 思います


短くて 違和感 が あった ロッカー パネル も
延長 したので ぴたぴた に 合わせたら
続いて 右側 の ドア に 進みまして

左側 は フェンダー と ドア の チリ が
近かったので、 広げる 加工 を しましたが
右側 は 前側 は フェンダー と 近くて チリ が 狭いので

耳 部分 を 僅かに 切り落として、 チリ を 広げ
後ろ側 は 逆 に チリ が 広かったのと
左側 同様 に、 クォーター パネル との


膨らみ が 合わないので、 こちら も ドア の 上側 まで
切り裂いて スキン パネル を 動くように したら
膨らみ 具合 を 合わせて 位置 を 決めて

切り落とした 耳 部分 は、 ドア の スキン パネル を
折り返して 袋構造 に して 強度 を 出してから
ドア シェル に 溶接 してある 造りなので

10mm幅 の 鉄板 を 切り出して、 ドア シェル の 板、
スキン パネル、 折り返してる 板 の それぞれに 溶接。
実際 に チリ を 詰めるのに 延長 したいのは 1mm なので

溶接 した 10mmの 鉄板 は、 9mm を 切り落として
1mm だけ 残すように しまして、
それぞれを 溶接 で 接合 することで、 袋構造 の 耳を 再生。

たかが 1mm の チリ を 追及 するために、
膨大 な 時間 と 手間 を かけて 処理 しまして
このような 加工 を 書ききれないほど、 随所 で 繰り返してまして

S庭 師範 の 意識 の 高さ が よく 解ります
「 チリ が 合ってないので、 合わせて 欲しい 」 とか
「 ドア の 閉まり が 悪いので 直してほしい 」

と、 よく 相談 を 受けますが、 ドア や ヒンジ、
キャッチ、 フェンダー 位置 などの 調整 で 直せるのは
幾分 良くなったかな、、、、、、、 程度 が ほとんど と 思います

極上 の チリ を 追及 したら このように 切ったり 貼ったり
やらないと 完璧 な チリ は 出ないのが ほとんど ですので
ストレート ボディ の クルマ 作るのは、 凄い 大変 ですね。
VIVA ! S庭 道場
VIVA ! T江 さん !!!!!!