S山 さん の 1958 IMPALA クーペ
シート の 端 に 付く、 カバー を メッキ しようと
メッキ屋 さんに 持ち込んだら、

腐り が あるので 出来ないと 言われて しまったと
腐食 部分 の 修理 を 頼まれまして
矢印 の 部分、 運転席 の ボトム側 カバー ですね

欠品 していたのを 数年 探して、 やっと 見つけたそうで
表 に 生地 が 貼ってあったので 剥がしたら
錆 と 腐食 が 出てきまして、、、、

前 の 持ち主 は、 メッキ する 際 薬品 に 漬けると、
腐食 部分 が ボロボロ に なって、 穴 が 開いてしまうので
仕方なく 生地 を 貼って、 使っていた ものと 思われます

腐り の ない、 別 の カバー を 探そうにも
58 インパラ の シート カバー は 滅多 に 出てこない
代物 で、 探し直すのは 現実的 では ないらしく

「 出来るなら、 腐らない ステンレス で 同じものを 作って 」
との 要望 でしたので、 それならと ステンレス 鈑金 の 職人、
K藤 師範 に 渡して、 ダッシュ に 逃げて 帰りまして

カバー自体 は、 3次元 の ラウンド 形状 に 加え
プレスライン に 折り返し の 耳 も あるので
ステンレス で 新規 製作 すると、 膨大 な 費用 が 掛かるので

預かった カバー の 腐食 部分 を、 メッキ できる
レベル に 再生 して 使うことに なりまして
腐食 部分 を 大きく 切り取って、 プレス ライン と
シート レール の レバー 穴 を 再現 した パネル を 作り

メッキ する 際 は、 パテ を 入れて 仕上げられず
メタル ワーク の 仕上げ が そのまま 仕上がり に でますが
1mm しか 厚み が 無い パネル を 全周 溶接 するので
溶接 の 熱 で、 歪んだり、 巣穴 が 開かないよう
慎重 に 張り替えて、 溶接跡 を 仕上げたら
腐食 部分 の 再生 が 完了 です。 メッキ の 仕上がり が 楽しみです
VIVA ! K藤 師範 ! VIVA ! S山 さん !!!!!!