FOR SALE 中 の ” 1948 SUBURBAN ”
フェンダー スカート を 付けようと、 スカート と
アクセサリー モール を 用意 しまして

位置 を 合わせて 仮組み してみたら
フェンダー側 の 下段 の モール と
スカート が 当たります の 刑。。。。。

フェンダー を 外して、 正しい 位置 に
モール が つくよう、 穴 を 開け直しても、
下段 の モール だけは どうしても 長過ぎるので

検証 した 寸法 から 導き出した 数値 で
カット して、 切り詰める ことに しまして
ご覧のような、 表面、 側面、 切り詰め分 という
各 ピース に 分けて 切断 していきます。

ナゼ 手間 が 掛かる このような 切り方 を するのかと いうと
詰めたい分だけ 真ん中 で ズバッと 切り詰めると
つなぎ合わせる 際に、 溶接の 熱で 歪んで しまいます

熟練 の 溶接工 が 上手く 溶接 して、 普通の 人には
歪みが 気付かない レベル に 仕上げたとしても
必ず 歪みは 生じていて、 メタルワークでは 修正 仕切れませんので

金属 の 構造物 を 切り詰めするは、 どれも 同様 で
メタル ワーク 職人達 は、 どこで どう 切るかを よくよく 考えます
CHOP TOP の 際 でも、 ピラー や ルーフ の 切り方 は
ズバッと 切って、 だるま落とし の 様に 下げて つなぐのではなく

金属 の 特性上、 本来 は 先ほど の ような 切り方 で
角部分 で つなぎ合わせて いかないと いけず
溶接 の 熱で 歪ませてしまった 部分 は、 直せないので
あとは もう パテ で 均すしか ありません

溶接 は ” 接合 する ” という 技術 以外 にも
素材、 構造、 熱の入れ方、 溶接後 の 仕上げ方 など
全て 見据えて 取り組める 知識、 経験 も 求められるので
チョップ トップ、 ボディ カスタム と 溶接 しまくってるのに

ほんの 薄くしか パテ を 入れずに 仕上げてる クルマ は
溶接 した 職人 の 緻密 な 計算 によるもの なので、
いかに 頭 が よくて、 その 計算 通り に 平坦 ではなく

立体的 な クルマ の 難しい 溶接 を クルマ 一台分
膨大 な 溶接 を 失敗 せずに やり切れる 技術 が ある
と いうことですので、 切って、 つないでだけ に 見えてしまいますが、
メタル ワーク 職人って 凄い 人達 なんですねー


フェンダー モール は 溶接 の 熱 で 歪ませたら、
パテ 入れて 仕上げる ワケ には いきませんので、
金属 の 特性 と、 溶接 の 仕方 に 基づいて 計算 した
ピース を 分けて 切ったら、 表面 部分 は

切り詰めた 側面 部分 と、 形 が ピタリと 馴染むよう
周囲 を ハンマリング で ダラしてから 溶接 し
溶接跡 を 綺麗 に 仕上げて、 ポリッシュ したら

切り詰めた 跡 や、 歪み も 全く 解らないように 仕上がりまして
加工 が 完了 した、 フェンダー モール に 合わせ
スカート にも 正しい 取り付け 位置 を 導き出して

けがき を 入れた 部分 に 穴 を 開けまして
モール を 取り付ける、 モール クリップ が 付属 してなかったので、
原寸 合わせ で モール クリップ も 製作。

スカート に アクセサリー モール を 取り付けたら、
穴 位置 を 修正 し、 穴埋め した フェンダー に
切り詰め 加工 した モール を 取り付けまして

無事、 車体 に 組み戻されました
フェンダー スカート を 付けたら カッコいいだろうなぁ という
安易 な 気持ち で 買ってきたら

スカート の 取り付け方 の 構造 の 変更、
フェンダー の 穴位置 修正、
モール の 切り詰め 加工 と なりまして

ようやく 加工 を 終えたら この後、 スカート の
面出し と 塗装 に 合わせて
フェンダー も 鈑金 と 塗装 し直し と なりまして
ホント、 一筋縄 に いきませんね。。。。。。

S庭 師範、 塗装屋さん が 苦労 した 分、
カッコよく 仕上がり、 僕 が 喜ぶ。。。。。
という、 相変わらず の 皆さま の お陰 システム で
僕 は 最高 です !
VIVA ! S庭 道場 !!!!!!