” 59 APACHE プロジェクト ” 進めて まして
エンジン 搭載 に 並行 して、 S庭 師範 が
インナー フェンダー の 加工 に 着手 しまして

59 アパッチ では、 フロント は インナー フェンダー の
構造 の 都合上、 22 インチ ホイール を 装着 しても
ホイール の 幅 が 8、5 J や 9 J サイズ で

ステアリング を 切らずに タイヤ が 真っ直ぐ で あれば
着地 させても、 タイヤ と インナー フェンダー は 当たらないので、
Cー10 などのように、 大きな タイヤ を 組むと

インナー フェンダー を 作り直さないと いけない
クルマ と 違い、 加工 が 省けて 助かります
先日、 FIT の アパッチ は 22 インチ 装着 で

着地 しても ステアリング が 切れるように
フロント フレーム の ナロード と、
ファイヤー ウォール を 加工 して ありまして

車高 が とても 低い 状態 で ハンドル を きると
タイヤ と インナー フェンダー が 当たるように なるので
駐車 して 着地 させる 時 は ハンドル 真っ直ぐ ですし

着地 状態 で 走らせたり、 ハンドル 切ることも ないでしょうから
って、 せっかく 加工 要らず の インナー フェンダー に
メス を 入れずに いこうと 思ったら

「 いえ、 車高 が 低くても ステアリング は
めいいっぱい 切れて、 ちゃんと 走れるように
インナー フェンダー も 作り直し します 」

と、 S庭 師範 が 笑顔 で 言ってまして、、、、、、、
カウパー氏 の オナニー くらい 早く 終わるなら いいんですが
たいへん な 加工 に なので 避けたかった ですが、、、、、

やっぱり、 S庭 師範 は 手間 を 惜しんだり
妥協 したり しませんね。。。。。
C-10 などで 大きな ホイール を 入れる時

色々 な カタチ に インナー フェンダー を 作り直したり
はたまた、 インナー フェンダー を 外して しまって
そのまま 乗ってる 方 も 多いですが

インナー フェンダー が 無いと フェンダー や コア サポート との
連結 が なくなり、 ボディ の 強度 が 落ちますし
雨の日 は 路面 の 水 を タイヤ が まき上げて

エンジン ルーム内 が ビチャ ビチャ に なります。。。。。。。
自転車 や バイク で フロント フェンダー が 無い 状態 で
雨の日 に 走ると、 タイヘンな ことに なるのと 同じですね、、、、

インナー フェンダー の 加工 は、 ” 作り込んだ 感 ” や
” やりまくった 感 ” を アピール するには
先の 写真達 の ような、 作り方 が 良いのだと 思いますが

強度 が 求められる インナー フェンダー は、
平らよりも 球体 の ほうが 強度 が 出るので
S庭 師範 は、 オリジナル の インナー フェンダー を
形状 を 利用 しながら 加工 して いくようです

球体 といえば、 圧力 に 耐える エアサス の タンク や、
身近な もので 言えば、 ガスボンベ や、 缶 スプレー、
炭酸 飲料 が 入っている 缶 や ペットボトル などのように

角のない 球体 が 最も 優れており
角 が あると、 力 が 分散 できず、 そこで
割れたり、 折れたり して しまいます

しかし、 一枚 の 鉄板 から 球体 や 3D の 形状 を
作り出すのは、 プレス でない 限り とても 難しく
その 技術 が ないので、 平ら な 構造 で 作って

平ら な 面 が 大きい と、 ペコペコ してしまうので
溝 や、 リブ を 入れて 硬さ を 増しています
オリジナル の インナー フェンダー を みると
複雑 な ラウンド と、 リブ を 組み合わせて 強度 を 出してあり
さすが、 GM の 天才 頭脳 集団 が 膨大 な 時間 と、
予算 を 投じて 設計 してるだけ ありまして

「 へたに 作り直すより、 意味があって その形の
純正品 を 手直し するほうが 遥かに 良い物になる 」
と、 いうのが S庭 師範 の 持論 でして


いつも 作り込む 際に、 ” あたかも オリジナル ” で
作り込むのは、 そういう 理論 も あっての ことで
” やった感 ” や、 ” 派手さ ” よりも 品質 重視、


難しい 球体、 3D 構造 に 対応 できる 技術 も
持ち合わせてる からこそ の 作り方 ですね
同じような 作業 を してる 方々 なら、 それらの 難しさ が
よく お解り いただけるんじゃ ないかと 思います

59 アパッチ は、 車高 を 下げた 状態 で
ステアリング を 切ると どこまで くるのか
ボンネット の ヒンジ の 取り付け ベース と、

ボンネット の ヒンジ の スプリング を 取り付ける 部分 も
インナー フェンダー に 付属 する 構造 なので
加工後 に どう 影響 が 出るか 検証 しまして

計測 した タイヤ スペース に 基づいて 作った
型紙 の 通り に けがき を 入れ、
インナー フェンダー を 切断。

切断 した インナー フェンダー を 仮組み して、
エンジン や エキマニ、 マフラー に 影響 がなく
ハンドル を 切っても タイヤ を 避けるように


切り取った 部分 を 置いて、 出来た 隙間 に
鉄板 を 切り出し、 拡張 する 位置 が ずれないよう
治具 として、 タブ を 溶接 して、 仮付け しましたら
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (4)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043114f46.jpg)

再び クルマ から 取り外して、 作業台 の うえで
隙間 の 型紙 を とって、 それに 合わせて
鉄板 を 切り出して、 溶接 していきます


その際、 オリジナル の プレス ライン や、
リブ 部分 を またぐことに なる 部分 は
それらも 忠実 に 再現 して 接合 して いきまして
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (7)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043118bc2.jpg)
MUSTANG Ⅱ クリップ化 されて、 アッパー アーム が
付いて、 車高 に 合わせて 上がってきても
インナー フェンダー に 当たらないよう 切り欠いたら
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (8)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043119024.jpg)
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (9)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043121a1d.jpg)
切断 部分 は、 切りっ放し だと ペロぺロ で
強度 が 無くなって しまうので
折り返して、 耳 を 作って いきまして
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (10)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043122b07.jpg)
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (11)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043123980.jpg)
これで 強度 も 再生 され、 形 も ピッタリ に なりました
拡張 して、 鉄板 を 貼った 部分 の 裏側 は
強度 が 落ちるので、 仕上げはせず そのままで
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (12)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043125b2d.jpg)
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (13)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/2017032204312641c.jpg)
表側 だけ、 溶接跡 を 綺麗 に 仕上げたら
うーん、、、、、、、 一度 ぶった切って 拡張 し、
つなぎ直した なんて、 まったく 解りませんし
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (15)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043129ca6.jpg)
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (1)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/20170322043109803.jpg)
アッパー アーム に 合わせて 間口 を 変更 して
耳 を 作った なんてのも、
説明 しないと 誰も 気付きせんね。。。。。。
![IMG_09;l@1]pkojihk];63 (2)](http://blog-imgs-102.fc2.com/f/i/t/fitkustoms/201703220431115f1.jpg)
インナー フェンダー の 加工 も 完了 し、
次 は、 ボンネット の ヒンジ 加工 に 進みます
VIVA ! S庭 道場 !!!!!!