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MOTHER FUCKER EL-CLASSICO VINTAGE and ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

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MOTHER FUCKER

 
 悩んでおります、、、、、。 

DAICHI  NOMAD、 毎日 同じこと イロイロと 悩みます。
答えが出ないので、 明日も また 悩みます、、、、。

 310_MickeyThompsonRader.jpg

OLD SCHOOL = 保守的

 TRADITIONAL = 伝統的

  THEORY = 理論

   PERFORMANCE = 性能

    COMFORTABLE = 快適性

     FUSION = 融合

      BALANCE = バランス

       SENSE= 感覚


          結局、 個人の裁量に 辿り着きます。

310_Chrome_Reverse.jpg

クルマ作りの 全ての部分が、 DAICHI の センスに委ねられるので
どう作ってくるのか、 楽しみです。

今は 目下 産みの 苦しみ中の ようですが、、、、、。


 いつも話してると、 DAICHIは 「 作りたい モノ 」 と、 「 必要な モノ 」 が
対極にあるので、 融合できない 苦しみに とらわれているようです。

作りたい モノ は、 OLD SCHOOLな   60’S KUSTOM。
KUSTOM PAINT, 当時物の WHEELに バイアスタイヤ 、HOPUPした エンジン、、、

必要な モノ は、 デイリーユースに耐えうる 性能、快適性。
何台も クルマを所有できる 環境ではないので、 許される この1台で 全て賄う 必要がある。
赤ちゃん乗せて、 家族で出掛け、 波乗りにも行き、 クルーズでは ブッ飛ばす。

BADGER_Air_Scoop.jpg

 ディティールが 崩れるからと言って、 大切な 機関部分に ハイパフォーマンスな
モノを使えない、、、、 当時の 構造のままでは、 東京は 走れません。

ビレットや、今風のパーツは 使いたくないけど、 都会の渋滞が メインなので、 
オーバーヒートしない クルマ作りが まず ゼッタイです、、、、、。

エンジンも 当時っぽく仕上げたい、 といって パーツチョイスしたいトコですが
エアコンやめれば、 赤ちゃんと カミサンが 倒れます、、、、。

それらの 克服しなければイケナイ 課題と、 やりたいコト  どう 融合させてくのでしょうか。


カッコよさの為には、 機能や性能を 多少 妥協する。

クラシックカーだから、そこまでは 求めない。

今の DAICHI は、 喉から手が出るほど 言いたい言葉でしょうが、 現実は もっと 切実。 

NAMSCO_Star-Brite.jpg

 何事でも、 イロイロ 知識が付き、 解ってくると 簡単に済ませられるように なるのではなく、 
余計 難しく なってくる 気がします、、、、、。

僕らは ずっと 修理業を やってるので  症状を聞くだけで ある程度 原因の 察しが つきます。
お陰で、余計な部分を 点検する手間が省け、 早く原因を発見して 修理完了するコトが 出来る。
それは 今までに何度も そのような 修理をしてきた経験が裏付ける、 根拠のある 直感。

遊びや、仕事問わず、 皆さまも 同じようなモノを お持ちのことでしょう。

しかし、同じ症状であったとしても、 経験を積んでいくと 様々な事例に遭遇し、
自分の中の 辞書のページが どんどん増えていく、、、、、、

仕組みや 構造も、 経験に伴って 以前より 自分のレベルが 高くなってきたので 
よく理解できるようになり、 ココが悪くなったのは そっちが悪いからか・・・
なんて 考えるようになり、 考えるコトも 点検するトコも 吸収するコトも 増える一方です。

当然、辞書のページは 増えてしまったので、 ヒトツの答えを 出すのにも
時間が 掛かる様になり、 マジメにやればやるほど 慎重に、 難しく、 考えるように 
なってしまう。

でも、それは 昔より プロフェッショナルになり、 責任感が増し、 良い結果を
出そうと 努力するからこそ 生まれるモノなのでしょう。

それを 楽しいと考えるか、 苦痛だと 思うか、、、 ヒトそれぞれでしょうが 僕らは 楽しい。

CAL_CUSTOM_KO_Hub_Covers.jpg

 液体や気体は 圧縮すると、 温度が 上がります。 圧縮熱と いいます。
同じ大きさの 容器に、 沢山の空気を 圧縮し、 詰め込んでいくと 圧力が あがります。
エアサスも、ハイドロも、 圧が 高ければ高いほど 作動は 早くなります。

沢山の知識を、 脳ミソに 詰めれば詰めるほど 、高圧になり 温度が あがる。
僕らの脳ミソも 高圧になって来たので、クイックに 答えを出せるのかと 思いきや、 
そうはならないのは 不思議、、、 どこかに クラック入ってて、 圧漏れ してるのでしょうか。

圧縮熱と 同じ原理で、 知恵熱は 発生するので、漏れてるのは 発熱源より 先の様です、、、、。

 直さないと イケマセンが、高圧なので 液ガス塗っても 止まりません。
溶接したいけど、 熱で 歪みがでたら アウトです、、、、。
もしかしたら、 クラックじゃないかも 知れない、、、、、。
それなら、それなら、、、、、


皆さまなら、どうします?




フィットと、その仲間達は  いつも発熱、 目はうつろ、 意識も モウロウですが
これからも ヨロシク 御免あそばせ



        
[ 2009/07/03 01:19 ] 57 CHEVY NOMAD *ACID 57* | トラックバック(-) | コメント(-)