FC2ブログ

53 GRENADE EL-CLASSICO VINTAGE & ANTIQUES

”現代でも快適に乗れるクラシックカー”をコンセプトに、1930年代~1960年代のアメリカ車を中心に輸入、販売、レストア、カスタムを行っています

ホーム > 53 CHEVY BEL-AIR > 53 GRENADE

53 GRENADE



 53 CHEVY、 作業中


「 出来たらさー、  MOPONA に 乗って 行きたいんだよねー 」

と、 あと 2週間 を   切った 時の  K下さん の  まさか の  発言前 に、、、、、


「 おーっ !  いいっすね !   ねぇ、 S庭さん ? 」

と、 浅はか な  僕 は、  思わず  K下節 に  乗ってしまいまして


DSC_1008a.jpg


「 本当 に ですか ?   まだ、 53 を  よく 見れてないんで

  間に合わせられるかは、 解らないです。 

  57 NOMAD も、 急いで 終わらせないと いけませんし 」

と、 言っていますが


「 良かったですね !  楽しみ ですね ! 」  と、

僕には  まったく S庭 師範 の  コトバ を  聞こえてませんで、、、、


僕 の 担当 は、  ライス なので、  難しい事 は  よく 解りませんが

なんとか してくれるさ、 S庭師範 と、 RYU君 が。。。。。。


DSC_1005a.jpg


で、 57 NOMAD の 作業 から、 53 に   急遽 

スイッチ して もらいまして、  全速 前進 で  作業 開始。


まさかの、 無茶振り にも、 快く 取り組んで くれまして、  頼りに なります。


まずは、  MUSTANG Ⅱ、  C ノッチ、  リア の  4 リンク 

CHOP TOP、  エンジン & ミッション の  載せ替え、

ハーネス の  引き直し  と、  アメリカ で  作業 してある 部分 に

不具合 が  無いか を、  厳しく  チェック  していきまして


DSC_1041a.jpg


必要な 手直し 作業、  必要な 部品 を  洗い出して  いきまして

MOPONA に  間に合うための  スケジュール を  組んで いくようです


エンジン には  PAT に 使ってしまい、  キャブ が  乗ってなかったので

H野 ヤード から  掘り出して きまして、  

茨城 の  方向 に  向かって   敬礼し、   無事   始動。 
 

が、、、 エンジン 始動 と ともに、  どこかから  ゴリ ゴリ  聞こえて きまして、、、、、


DSC_1042a.jpg


カウパー氏 の  歯ぎしり  でしょうか、   H野さん の  呪い でしょうか、、、、


エンジン は、 調整 して、 調子 良さそうですが、、、、


原因 は、 MUSTANG Ⅱ フレーム に  組んだ

エンジン マウント の  ブラケット 位置 が  悪く

クランク プーリー と、 ラック & ピ二オン の  

ギアBOX が   干渉。。。。。


DSC_1034a.jpg


なので、  エンジン の  位置 が   上がるように

エンジン マウント ブラケット を  作り直して やらないと  いけません、、、、、


電気系統 は、  新品 の  ヒューズ ブロック & ハーネス KIT を  

組んで あるようですが、  誤作動、 作動不良  満載 でして、、、、


見てみると、 いい加減な  配線 に、  テキトー な  取り回し、、、、、 


端子 の 圧着 も、 きちんとした  工具 で 作ってないので

締まってなかったり、 抜けてたり と、  散々 でして、、、、


DSC_1033a.jpg


「 この ハーネス を  引いた 人 の  仕事 は、 まったく 信用 できません。

  全部 の 圧着、 配線 は  やり直しです 」   だ、 そうで


手抜き と、 汚い 仕事 が  得意な  僕 は   当然 触らせて もらえず、、、

S庭 師範 と、 RYU君 で  引き直し していく 様です。


安全 に 走行 できるよう、 ブレーキ の  点検 も  進めてまして

オイル漏れ、 マスター関係 も  分解 し、  点検


DSC_1032a.jpg


ブレーキ ライン、 ホース も  新しく  引き直して  ありますが

クランプ されておらず、   曲げも  ベンダー を  使わず 

手曲げ で  処理 してありまして   角度 や、  長さ も   テキトー でして


燃料 タンク から、  エンジン までの  フューエル パイプ も

同様 でして、 おまけ に  ミッション に  挟まって  潰れてた そうで。。。。


燃料 圧送量 が  減り、  エンジン の  吹け が  悪くなったり

最悪  燃料漏れ して、  炎上 と  ならないよう

こちらも  引き直し へ、、、、、


DSC_1007a.jpg


と、 なると  同様 に  下周り を  張り巡らせてある

エアサス の  配管類 も  心配 に  なりまして


こちらも   いい加減 な  配管、 配線 は

当然 やり直し行き  に  なりまして、、、、

S庭 師範 の  作業 は  増して いくばかり、、、、、


RYU君 と、 手分け して   急ピッチ で  進めて くれてますが


DSC_1036a.jpg

 
追い打ち を  掛けるように、  K下さん は、 

「 あとさ ! これも やりたいね、 あれも。  そうそう、 あれも やってね 」


横で、 ひくひく  している、   S庭 師範 に  気付いて いない

ライス 担当 の 僕 は、  「 あー、 たぶん 全部、 間に合わせて くれますよ 」

と、 相変わらず    よく 解って ませんで、、、、、


もう、 食べられないよう  と、 眠そうに していたら 

S庭 師範 と、 RYU君 に  怒られそうなので  帰って、 寝ます。  




[ 2013/05/23 03:38 ] 53 CHEVY BEL-AIR | トラックバック(-) | コメント(-)