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S庭 師範 の、 板金 作業 を 終え、
RYU君 の はんだ 作業 に 渡りまして
板金 作業 で、 全て の 面出し が 出きれば よいのですが
変形 が 酷く、 引っ張られたり、 伸びて しまっていたり
これまでにも 散々 叩いて 直されてる ところ は
すでに 鉄板 が 伸びて しまっているので
再び、 叩いて 修正 していくと、 伸びた 鉄板 は
面積 が 広くなる 分、 チリ が 合わなく なるそうで、、、、
やり過ぎ も よくない そうです。
その時は、 鉄板 を 切って 新しく 張替え するほうが
良いそうですが、 角 や、 コーナー の 無い、 広い 面 や
バンパー フィラー の ような、 超 3D な パネル は
通常、 プレス で 成型 しているので、 鉄板 を 切り出して
板金 で 作るのは 困難 な ようです。
僕的 には、 もう じゅうぶん 過ぎる ほどに
キレイ に 面が 出ていると 感じていますが
他の 部分 に 悪影響 が でないよう、 板金 を やり過ぎないように
わざと 残した 歪み や、 パネル どうし の 接合部分 の 処理 には
トラディショナル な 技法、 ” はんだ ” で、 処理 していきます。
まずは、 はんだ の ” 乗り ” を 良くするために
ゴミ や、 不純物 を 取り除きまして ” フラックス ” を
塗りまして
” フラックス ” とは、 ” 酸 ” の コトで
鉄板 に 塗ることで 酸化を 防いで、
はんだ の 浸透性 を 高める 役目 を します。
フラックス を 塗ったら、 パネル の 凹凸、
パネル どうし を 埋めて、 つないで しまう 部分、
モール を 外して、 穴埋め した 部分 などに
はんだ を 流し込んで いきまして
固まったら、 ボディ の 形状 に 合わせて 削っていきます。
はんだ は、 鉛 なので 硬化 しても、
適度 な 柔らかさ と、 粘り が 残るので
多少 の 動き では、 割れたり 剥がれたり しませんが
その分、 削る 作業 も、 粘り が あるので
やすり は すぐ 目詰まり して しまいます。
なので、 以前 僕は あらかた スクレーパー などで 削り落としてから
目詰まり しながら、、、、、、 やすりがけ してたのですが
今回、 はんだ 処理 を 担当 してくれてる、
RYU君 の 愛用 TOOL は、 こちら。
以前、 カリフォルニア の アンティーク ショップ で 購入 した
超 粗目 ファイル。 ラウンド 調整付き。
ご覧の ように、 カーブ した 面 を 削るときには
工具 の やすり面 に ラウンド を 付けられ
ヤスリ面 も 超 粗目 なので、 目詰まり も しないそうです。
さて、 RYU君。 どんな 仕上がり で はんだ 処理 してくるのでしょうか?
楽しみです !