S田君の 1936 FORD "BLUE ECHO"
90年近く前のクルマをアメリカから輸入し
整備を終えて、いよいよ納車となりまして

滋賀県のS田君の自宅までは約450km。
「 自走で帰れますか?」 と言うので
「 大丈夫だと思うよ」 と答えたら

「 じゃあ、乗って帰ります」 との事で
よくフィットと広島を往復している
1956 BUICK乗りの
Y室さんをパティーナ先輩と慕っているだけあって

そういうところも受け継いでいるみたいです
ここのところ、連日昼間は気温が35度で
首都高速はいつも渋滞がひどいのと

東名高速も集中工事をやっている影響で
渋滞がすごいとのことなので
昼間に乗って帰るのはやめて、渋滞が減って

気温も下がる夜に乗って帰ることになり
夕方に仕事を終えて新幹線でやってきた
S田君とは、2019年依頼の再会

クルマと操作の説明をしたら、フィットからは
高速道路の乗り口がすぐなので
「 では 」 と言ったら、あっという間に
解りづらいと有名な首都高速になるので

いきなり高速道路ではなく、ちょっと走らせて
クルマに慣れた方が良いので、
燃料は入っているけど、ガソリンスタンドに行って
こんな感じなのねと運転と給油に慣れてもらったら

「 スマホのナビを使って帰るけど、首都高速は
分岐が多く、複雑で心配だ 」 ということで
そういえばY室さんも 「 ほいじゃ!」 と
出発して首都高速に乗ったあと

なぜか、一般道の渋谷とか原宿とかで
迷子になってることが何度もあったので
そこもちゃんと見習うのも偉いなと思いますが

納車直後の乗り慣れないクラシックカーで
交通量が多く、解りづらい首都高を走ったり
5時間も6時間も一人ぼっちの道中だと
それはもう不安しかないと思うので、

念の為、予備のバッテリーやオイル類、
ライトやテスターに工具類も積んで
あとはこのまま真っ直ぐいけば東名高速
という所まで先導して、見送りまして

その後、朝に着いたよと連絡があり
無事に到着して、ナニヨリです
いきなりの長距離ドライブで、道中壊れたり

トラブルが起きないか不安だったと思いますが
ちゃんと走れたという実績が車への信頼になり
今後も安心して遠出できると思いますし

クルマにも慣れて、BLUE ECHOを誰よりも
うまく乗りこなすようになっている事と思います
アメリカの、BLUE ECHOを作った前オーナーからも

「 おめでとう 」 と連絡があり、S田君と繋げたので
今後の新旧オーナーの付き合いも楽しみです
FUNK STA 4 LIFE !!!!!!!!!