1950 MERCURY、 ” OXBLOOD ”
オーナーが S原さんから、同じ沖縄の
M本さんに変わりまして

新しいオーナーにも愛されて、また新しい
歴史を刻んでもらえると嬉しいです
そんなOXBLOODは、製作から早5年

前オーナーの S原さんが乗っていたときに
走り始めや、止まる際に、リアが振れる症状が出て
調べてもらったら、リアの4リンクのブッシュが玉砕。。。。。

「 ブッシュ交換しないとですね 」 と話してたら
急転直下で、オーナーが変わることになりまして
新しいオーナーのM本さんのガレージに移動したので

ブッシュ交換は、M本さんとタッグを組んで進めることに。
写真は、以前 同じようにリアブッシュが玉砕して
対策作業をした際の、アパ太郎のブッシュの写真で

今回、OXBLOODのブッシュは玉砕して
跡形もなく 無くなってしまっている部分も沢山。。。。
なので、外したブッシュの写真がありませんで

パラレル 4リンクと、ラテラルロッドを組んでますが
スラムドして、ストロークも大きいクルマでは
ウレタンブッシュだと寿命が短いようなので

ブッシュだけ交換しても、また4~5年で駄目になるので
長く快適に乗れるよう、対策することにしまして
ウレタンブッシュはやめて、今回もRIDETECH社の

” R-JOINT ” を 使っていきたいと思います
前オーナーの S原さんのときに、ブッシュが
ダメになったと 連絡をもらった際に

直す際は、ウレタンブッシュはやめて
R JOINTに変えて対策しようと話してて
その時は ロッドエンドだけ交換するのではなく
パラレルリンクのロッドも、ステンレスの
ポリッシュ仕上げのものが リリースされているので
それに丸ごと変えようとなり、取り寄せしてありまして

ロッドエンドだけではなく、 ロッドもジャムナットも
全部フルステンレスポリッシュ仕上げ、かっこいいですね
見た目がいい分、値段もいい お値段しますね、、、、
RIDETECHから、 ステンレスポリッシュの R JOINT付きの
パラレルリンクを 取り寄せてありましたが
OXBLOODに組んである パラレルリンクのロッド長と

まったく同じ長さに調整しないと、ホイールベースや
アライメントが狂ってしまうので
R JOINT付きのロッドを FITで同じ長さに調整して

M本さんに送って、取り付けだけしてもらう事にしまして
まずはM本さんのガレージで、4リンクのロッドと
ラテラルロッドを外して、 フィットに送ってもらいまして

長さを合わせようと思ったら、ロッド自体が少し長さが違い
ねじ込み式の部分で調整しても 合わせきれない長さなので
新しいステンレスポリッシュ仕様の ロッドをナロード加工することに

ねじ込み式になっている側のロッドを切り詰めますが
ロッドを切断すると、雌ねじ部分が無くなってしまうので
ナロード加工時に使う、バーエンドなるものが存在します

R-JOINTのロッドのナロード加工は、
ステンレス加工の鉄工所の工場長でもある
MERC9のオーナー、K藤師範にお願いしまして

K藤師範の工場に新しいロッドと、これまで使ってた
ロッドを持ち込んで、比較して検証してもらい
同じ長さになるように位置を決めて切断したら

切断した部分の内径に合うバーエンドを差し込み
クランプで固定したら、全周溶接してもらいまして
溶接ビートや、溶接した周辺は 溶接の熱で焼けて

変色してしまうので、ポリッシュして仕上げてもらい
OXBLOOD用の長さに合わせた、ナロード加工が完了。
RIDETECHの R JOINT付きの 4リンクKITは

ブラックのパウダーコート仕上げか、ステンレスの
ポリッシュ仕上げの 2種類が選べますが、
ブラックパウダーコートの4リンクキットだと

ナロード加工で切断部分を溶接したら、周辺は
パウダーコートが焼けて補修できないので
ステンレス製だと、ポリッシュして仕上げてれば
もともとの仕上げ通りになるので いいですね

ナロード加工とポリッシュを終えたら、4本のうち2本は
ロッドの側面にACCUAIRのハイトセンサーを取り付けするので
センサーの検出具合が変わってしまわないように

穴位置もまったく同じ位置になるように穴を開けて
同じねじ山を切ってもらい、加工が完了
あとはM本さんに送って、組み付けしてもらいたいと思います
VIVA K藤師範!!!! VIVA M本さん !!!!!!!!